10
Mai

Emontion Catalunya!! エモーション・カタルーニャ!Indigènesアンディジェンヌ! -No1

自然派ワイン、今!カタルーニャが面白い! カタルーニャ地方は、スペイン国とフランス国にまたがっていた一国だった。 それが自然派ワインの世界ではIndigenesアンディジェンヌ(土着)の名で完璧に繋がった。 一国の独立国となった。 フランス側カタルーニャ地方の首都Perpignanペルピニャンの街で自然派ワイン見本市が開催された。 スペイン側、フランス側のトップクラス醸造家が結集した。 世界に向けて、今、自然派ワインの進化の最前線にいる新旧の象徴的な醸造家がここカタルーニャからメッセージを発信。   エモーションが伝わってくるようなワインはそう沢山ない。 当たり前のことを、やっているだけの栽培・醸造ではエモーションが入らない。 何の世界でも、エッ!ここまでやるの!と驚くようなことを平然とやってしまう人達がいる。 大きな規模の醸造元では決してできないリスクを、果敢に平然とやってしまう醸造家がカタルーニャには多い。 畑、ミクロクリマ、微生物達、太陽、ミネラル、これらすべてと会話ができる程の人達でないと出せない味覚がある。 大手醸造元の従業員がそれぞれを別々に担当してやるようなワイン造りでは出せない味覚がある。 一人の人間がすべてを賭けて調和をとらないとできない仕事である。 職人芸というか、アートというか、そこにはエモーションがある。Passionがある。 そんな人達がここカタルーニャには多い。   

9
Mai

旅の途中で粋なオヤジJazz Band に巡り合う・Caroline

旅先で偶然に年配のJazzバンド・南仏モンペリエで活躍しているカロリーヌBandコンサートを聞いた。 私はJazzが大好きだ。 ワインもベテランにしか出せない味がある。 音楽もそうだ。 今夜はアームストロングがテーマだった。 渋いトランペットの音色が胸に響いてきました。 最後はステージを降りてきて客席で盛り上がった。 やっぱりジャズはいいなー!    ワインツアーが続く途中で、素晴らしい息抜きができました。 さあー、明日もこのスイングに乗ってテースティングを続けよう。

9
Mai

C’est Pâques. Jules CHAUVET ! Il est revu à BBB.

自然派ワインの父 ジュル・ショーヴェ博士がBBBで復活。 Hansハン氏のインタビューを演劇で再現。 1980年台、ワイン造りの現場で、化学物質の混入がエスカレートしていく中で、ワインの本来の土地の由来するオリジナル味わいが薄れていくのを危惧した科学者、ジュル・ショーヴェ氏。 ジョーヴェ博士は、いかにして化学物質を混入しなく、失敗しないで、自然な方法でその土地独特の風味を持った美味しいワインを造れるか?を研究した人。 ジャーナリストのHans氏がジュル・ショーヴェ博士にインタヴューしたテープを元に、その場面を再現した“演劇”で BBBボジョレ試飲会の時に再現した。   

9
Mai

Côtes de Brouilly et Py コート・ド・ブルイィ、 コート・ド・ピ

今朝、パリのガール・ド・リヨン駅よりのTGVに飛び乗った。 復活祭バカンスに入った。 でも、フランス鉄道はストの真っ最中、数少ないTGV(フランス新幹線)に皆が集中する。 ガール・ド・リヨン駅構内は人で溢れていた。 人をかき分けながら、予約したTGVに何とか飛び乗った、という感じだった。 スタッフの一人KISHOは残念ながら乗れなかった。 今日はボジョレでBBB試飲会が開催される。Bien Boire Beaujolaus. Maconマコン駅までパリから一時間半で到着。 マコン駅で予約しておいたレンタカーを引き取り、いざボージョレに。 高速道路6号線にて30分程で Belleville 出口を降りればもうボージョレの世界。 5分も走らせればこの景色、Coôte de Brouilly コート・ド・ブルイィの山が見えて来る。 右側には Côte de Py コート・ド・ピィが見える。 私はこの二つの山を見ると何故か胸がときめく。 ボジョレがホントに好きなんだろう。体が喜んでいる、のを感じる。 数カ月ぶりのボジョレだ。

18
Avr

小粒で濃い試飲会                          Les Grands Verres レ・グラン・ヴェール -NO2

Jambonに最も近いところにいる超ナチュレルLilian Bauchetリリアン・ボッシュ ここ3年間の収穫量は酷いもの。厳しくともナチュレルさにブレはない。あるのは笑顔。 フィリップ・ジャンボンと肩を組んで突っ走るリリアン。 17年産、トビッキリ美味しいワイン!!うすウマ系の癒されるほっとするスタイル。   ボジョレとマコンの境に位置している。ジャンボンとは家族のように支え合っているリリアン。 収穫も農作業もお互いに協力しあっている仲。  

18
Avr

PARISで小粒で濃い試飲会                     Les Grands Verres レ・グラン・ヴェール -NO1

★いつも目いっぱい走っているPhilippe Jambonフィリップ・ジャンボン   やっぱりパリでも超人気者、でもフィリップは自分のブースには殆どいない。 他の醸造家のワインを飲みあさって交流している。    自分のブースを留守にして他の醸造家のワインを試飲しまくっているフィリップ。 元ソムリエのフィリップ、本当に他のワインを試飲するのは好きで、他の醸造家と意見交換するのが大好きなフィリップ。 試飲して感じたことをストレートに伝えている。 若手醸造家はフィリップの言葉を真剣に聞いて自分がやって来たことを説明している。フィリップの醸し出すオーラは凄い。 真っ直ぐなフィリップはストレートに溶け込んでしまう ★そして、アンジュのホープ Damien Bureau ダミアン・ビュロー ダミアンは落ち着いている。過去3年間、収穫が極小なのが続いている。 ここまでの収入減はかなり厳しい。 でもダミアンは、すべてを受け容れて、じっくり構えて忍耐で前を見つめている。 収穫量は極小だったけど、ワインはトビッキリ美味しい。 アルコール度数11度と低くスート体に沁み渡っていく絶品! このスーット伸びていくやさしい深味、美味しいな。     まだビン詰めしていないが、超自然な甘口の2015年のシュナン。立った2樽しかない。 まだ古樽熟成中。 普通、残糖が多い甘口は酸化防止剤がタップリ入っている。 ダミアンのこの Vin liquoreux ヴァン・リコロー甘口ワインLa Poivrotte ラ・ポワヴロットは、 SO2無添加のZERO ZERO!! 超貴重品! イヤー、もうたまらない!この液体は本当に“お神酒”だ。 そして、トビッキリ爽やかな微発泡のペティアンSaperli Popet サペルリ・ポペット。旨い!     会場はPARISのエッフェル塔の近所だった。 ほろ酔いで外に出ると、パリの曇り空にキリット立って、先頭が雲に隠れていた。 パリ情緒満載。

17
Avr

自然派ワインの醸造が着実に進化している、La Remise ラ・ルミーズ -NO9

ジュル・ショーヴェからマルセル・ラピエールへと繋いだ除梗なしのセミ・マセラッション・カルボヌック醸造が自然派の象徴的な醸造方法だった。軽快な果実味が全面に表現された独特なスタイルである。 そして20年以上も自然な栽培を続けた結果、根っ子が地中深く伸びてくるとミネラルがワインに表現されてきて、スーット綺麗に伸びてくるミネラル感、透明感が表現されてきた。 上記のスタイルとは違ったスタイルを目指す醸造家も増えてきた。 除梗をしながらも軽快でスーット伸びてくるスタイルを造る醸造家もいる。 除梗してよりタンニンやプラス・アルファ違うものをワインに表現しようとする醸造家も増えてきた。 また、除梗をした葡萄と除梗なし全房の葡萄をミルフイユのように発酵槽で混ぜて発酵する醸造家も増えている。 セミ・マセラッション・カルボヌック醸造のスタイルとはまた違ったタンニンの表現がされて心地よい。 そして、グレン・アンティエールと呼ばれる除梗を手作業で行い葡萄実一粒一粒一粒が潰されてない状態で発酵槽に仕込み発酵槽を閉めてマセラッション・カルボヌック醸造をする醸造家も増えている。 品種と品種のブレンドの混醸造も今までには考えられなかった品種をブレンドして、その上で除梗したもの、除梗しないものを混ぜあわせたり、まるで作曲するように、あらゆる方法を自由自在に掛け合わせて醸造する若者達が誕生している。 フュージョン料理のようにバランスのいいものと悪いものも存在している。 でも色んな試作、イノベーションの中に驚くほど素晴らしいもの登場している。 こうして自然派も進化していくんだろうなと感じる。 そんな変化の中、セミ・マセラッション・カルボヌック醸造をトコトン追究してトビッキリ美味しいワインを造る醸造家も勿論、大切な存在だ。(ル・タン・ド・スリーズのアクセル・プリュッファー) こんな進化を目の当たりに観ながらのラ・ルミーズ試飲会は、自然派ワインの過去、現在、未来を一同に味わうことができる素晴らしい試飲会でした。 こんな変化は他の造りでは存在しない。 微生物をコントロールして、酸化防止剤の多用や香付け人口酵母を使ったり、化学剤を加えて人間の好みのスタイルに造りあげてしまうよう醸造の世界には存在しない変化である。 あくまで天の与えてくれた素材を尊重して、その土地の微生物達との共存した造りだからこそのワインの味わいである。 ますます、自然派ワインが面白なってきた・ 感動的なエモーションナルなワインが多かった。                       

17
Avr

思いっきり働き、楽しむ La Remise ラ・ルミーズ -NO8

醸造家にとって自然派ファン、バイヤーとの交流も大切だけど、醸造家同士の交流も超大切。 皆、農薬や妙な化学物質も使わず、リスクを負いながら美味しいワインを造る仲間、同じような課題、具体的な問題を抱えている。 こんな時に先輩醸造家からのアドバイスで問題がクリアするケースが多い。 夜の交流食事会は超大切。    各自が持ち寄ったワインを飲み明かす。        そして、その後は朝までディスコで踊り明かす。     造る人が楽しまず、楽しいワインはできない。     自然派ワインは、喜び創造の天からの贈り物。

17
Avr

南仏の自然派が結集 La Remise ラ・ルミーズ -NO7

★Mylène BRU ミレーヌ・ブリュ醸造(ラングドック地方)  ワインへのPassionが凄い女性ミレーヌさん。幼い頃からの夢、ワイン造り手になることを、10年前の2008年前の実現した。5ヘクタールの畑を馬で耕している。念願の醸造所も畑に設立し、ブルノも参加してすべてが着々と充実してきている。シャスラ品質から造るレディー・シャスラ、17年はなんと8月20日の収穫。石灰岩盤からくる潮っぽいミネラル感が特徴。カリニャン品種から造るRitaリタはフランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴが大絶賛したワイン。17年産は収穫量が少なかっただけに品質は素晴らしかった。     ★La Petite Baigneuse ラ・プティット・ベニューズ(ルシヨン地方) アルザス出身のフィリップは、野菜のビオ栽培農家だった。どうしても葡萄栽培・ワイン造りをやりたくてルシオン地方にやって来た。シスト岩盤の一山が彼の葡萄園。だから360度に斜面に葡萄園がある。2008年が初リリース。 ワイン造りに熱中し過ぎて家族と分かれるという人生も経験している。数年前に醸造所も新設して再スタートを切った。 シスト土壌の涼しいミネラル感タップリにワインはルシオン地方とは思えないフレッシュさを感じさてくれる。ドメーヌ・ポッシーブルのロイックやブードモンドのエドゥワール・ラフィイト達から学んだ自然派ワイン醸造もこなれてきた。 近年の完成度は凄い。2017産も素晴らし出来だった。 JUSTE CIEL ジュスト・シエル ”まさに天”と言った詩的な名前のワイン。素晴らしいミネラル感。 ザ・シストといってもよい典型的なシスト土壌のミネラル感が涼しく表現されている逸品。繊細な和食にもバッチリ。      ★Sylvain RESPAUT シルヴァン・レスポ ルシオン地方の山の上にある超自然な生き方をしてるシルヴァン。最初はハチミツをとる養蜂を山の中でやっていた。 数年前から葡萄栽培、ワイン醸造を始めた。山の上の標高の高い立地に4ヘクタールのみの畑を超自然な栽培をやっている。セミ・マセラッション・カルボヌック醸造で醸す、軽快で実にフルーティーなワインを造る。 日本ではまだ知られていないけど、自然派マニアに人気の蔵。Pink is not red, やCarbo Culteカルボ・キュルトは、体に沁みていく美味しさ。    

17
Avr

自然派ワインの過去・現在・未来がわかる La Remise ラ・ルミーズ -NO6

★Mazière マジエール醸造(ラングドック地方・コルビエール) あのミティークな醸造家でもあり学者でもあるブジーグが造りあげた畑、醸造所を引継ぎ、あのマジエールの再現に賭けPassionの人Fabriceファブリスがいる。 ここだけでも自然派の過去から未来までが垣間見ることができる。 ファブリスはブザンソンでZinzinsザンザンというワイン屋をやっていた。今は亡きJean-Michel Lasbouyguesジャン・ミシェル・ラブイグのマジエールに感動したファブリスは何とか再生したいと決意。 今は、二つのスタイル、マジエールの原点のワインの再生、もう一つは新しいマジエールのスタイルも挑戦している。      ★Mouressipe ムレシップ醸造(ラングドック地方・ニーム) アランは小さい頃からの夢、醸造家になる為に、お金を貯めて少しづつ畑を長い年月をかけて買い足してきた。ある時、ラングロールのワインを飲んで体が震えるほど感動した。 『自分が造りたいワインは、これだ!』即アランはラングロール醸造のエリック・プフェーリングのところに逢いに行った。 研修を申し出た。エリックは何の躊躇もなく受けれた。 そんなに簡単なことではなかった。葡萄園のビオ栽培に年月が過ぎた3年程前から、ワインに酸が残り、発酵も順調に進むようになった。最近のムレシップは、還元もなく素晴らしい酸と果実味のバランスがとれて素晴らしくなった。        ★Daniel Sage ダニエル・サージュ(北アルデッシュ)  最近のダニエルのワインは、自分が目指してきたスタイルが完成しつつあるのではと思う。透き通るばかりの透明感、スーット伸びてくる涼しいミネラル、やさしい果実味、バランスが凄い。 熱狂的な自然派ワインのファンだったダニエル。自分の造りたいスタイル、狙っていたスタイルは最初から決まっていたのだろう。このアルデッシュ土壌と葡萄、そして自分の造り仕方が明確になったのだろう。凄いプレシジョンを感じる。   

15
Avr

南仏の自然派が結集La Remiseラ・ルミーズ- NO5

★Sylvain Bockシルヴァン・ボック 守破離の境地の赤(南アルデシュ地方ローヌ右岸)  長年、マゼル醸造で研修を積んで独立したシルヴァン。白ワインは最初から素晴らしかった。 赤ワインの醸造で悩んでいた。ここ2年前から完璧なまでのバランスを備えたミネラルと果実味のスタイルが完成。    ★Le Casot des Maillolles ル・カソ・デ・マイヨル醸造     (Banyulsバニュルス・ルシオン地方) あのミティークな醸造家アラン・カステックが選んだ後継者のJordyジョルディ。世界で最も美しい景色を持つ畑で世界で最も大変な労働が必要な3.5hの畑。アランは20年の歳月かけて造りあげた“ザ・バニュルス”のテロワール。 バニュルで最高のテロワールであることは誰もが認める事実。シスト土壌からスーット伸びるシスト・シストなミネラル感、どこまでもソフトなタッチに仕上げた果実味、ジョルディのセンスが光る。 アラン・カステックの20年の仕事をジョルディの若いセンスでまとめたワイン。 パリの人気ワインビストロChambre Noir シャンブル・ノワールのメンバーもここにくぎ付け。    ★Le Temps des Cerises ル・タン・デ・スリーズ(ラングドック地方) 今、ラングドック地方で、ワインの品質、持続性、人品という観点から見て最も充実した蔵を挙げろと言われれば、私は迷わずル・タン・デ・スリーズ醸造を選ぶ。アクセル・プリュファールという人物が素晴らしい。驕らず、控え目で、ワインはどれを飲んでも素晴らしい。どんな年でもウーンと唸ってしまうほどワインを造り上げてしまう。 どこまでも明るくクリアーな性格そのものがワインに表現されている。    

15
Avr

世界中が注目する南仏の新旧自然派が結集 La Remise ラ・ルミーズ-NO4

Ardècheアルデシュ, Languedoc,ラングドック、Massif Centralマッシフ・ソントラル、 Provenceプロヴァンス、Roussillonルシヨン、Rhôneローヌ、Espagneスペイン,Italie イタリアなど各地方の人気醸造から新人醸造家など約70社が勢揃い! 今、醸造家達は皆、剪定の真っ最中。 剪定ハサミをおいて2017年産をタンクから抜いて持ち寄るラ・ルミーズ。 17産をテースティングするには、このル・ミーズが最高の時期。 1月、2月にある自然派大試飲会では、まだ醸造中にものが多く試飲できない。 発酵後、落ちつたこの時期がよい。 17産は皆苦労した。去年の春の寒波で芽が凍って生産量が半分以下の蔵が多い。 もう、3年連続天候不良で収穫が50%以下の蔵が結構ある。 正直いって、もう経営が実に厳しい蔵もある。それでも、天に文句も言えず、ただすべてを受け容れて、 忍耐と希望で、気を入れ直して再開するしかない。これが農業。 ★Mas de L’Escaridaマス・ド・エスカリーダ醸造、(南アルデシュ地方ローヌ右岸) 追究心が半端でないローランならではのプレシジョンのスタイル。 透明感のあるミネラル感の綺麗なスタイルに仕上がっている。   ★Grégory Guillaume グレゴリー・ギヨーム(南アルデシュ地方ローヌ右岸) 洞窟研究家からの転身のギヨムも、17年は壊滅的な収量だった。今年は売るものがない。 今回のルミーズの参加は、醸造仲間達との交流とファンへの状況説明の為。試飲も一品のみ。 18年産に期待がかかる。応援したい!!   

15
Avr

愛情タップリのLa Remiseラ・ルミーズ- NO3

★Ivo et Julieイヴォとジュリ日本より生還★ この2人、日本から帰ったばかり。まだ、日本の香り、ピオッシュのパルファンが残っている。 Escarpoletteエスカルポレット醸造のIvoイヴォ Julie Brosselinジュリ・ブロスラン この二人、日本出発の前夜、レストラン、ビストロをハシゴして最後に林さんのピオッシュに行った。 それだけは避けなければならないことをやってしまった二人。 当然、朝帰り。目覚ましをかけたけど、無意識に消した。 目が覚めたのが、飛行出発時間のほぼ一時間チョット前、即飛行場に駆けつけて何とかギリギリで飛び乗った。 イアー、危なかった!と目を大きくして話していた。 二人ともまだ日本から昨日着いたばかりで流石にチョットお疲れの顔。 (特にジュリーは睡眠時間を最低8時間が必要なタイプ)    今日は別々にスタンドを設けてやっていた。でもIvoのスタンドにはジュリのワインも置いてあった。 ★La Petite Pépée ラ・プティトゥ・ペペ(Escarpoletteエスカルポレット醸造) イヴォのワインで面白いは、グルナッシュ・ノワール品種を直プレスで絞って発酵させたBlanc de Noirが面白い。 ほのかに色がでていてややオレンジっぽい。8月に収穫して酸を残している。 どことなくタンニンらしいものを感じる。ユニークな白      ★Mata Hariマタ ハリ(Julie Brosselinジュリー・ブロスラン) 日本語のような名前。意味は聞いたけど忘れました。誰かが答えてくれるでしょう。 グルナッシュ・ブランのマセラッション。美しいオレンジ系黄金色。 タンニンもあり、スパイシーな料理、カレー風味、サフラン風味、パエリャにもいいでしょう。 この二人、常に何か新しいワインへの挑戦・試作をやっている。 Montpeyrouxモンペイル村には、ラングドックワインを大変革させた偉大なるレグリエール醸造のコメイラスさんが居た村。 その変革精神は、今もなお次世代のIvoイヴォ達に引き継がれて、次々と新しいイノベーションが行われている。

15
Avr

自然なワイン・春の祭典 La Remise ラ・ルミーズ- NO2

このラ・ルミーズはフランス中で最もチームワークがよい二つの地方のメンバーが開催している。 一つは、ルシオン地方のチーム。 もう一つは南ローヌ右岸のアルデッシュ地方のチームである。 この二つの地方は、古参、中堅、新人の醸造家が力を合わせて協力しあって運命共同体のように生きている。 誰かが問題あれば、皆で援助し合いながら解決してしまう。 ある蔵の栽培作業が遅れていれば、皆でその蔵に行って労働協力してしまう。 栽培・醸造器具なども必要とあれば貸しあっている。 それぞれの地方の実践部隊の代表各はこの二人。 Domaine du Possible ドメーヌ・デュ・ポッシブル醸造のロイックさん ロイックさんは第一回目のラ・ルミーズから実行部隊員だった。 ジャジャキスタンという国をLe Bout du Mondeル・ブー・ド・モンド醸造のエドゥワールと設立した。 醸造家になりたいという夢が可能になった時に付けた名前。このワインを飲んだ人の夢が叶うようにと願いPossibleとした。 平均標高400mの葡萄園からルシオン地方とは思えない様な涼しくて果実味豊かな葡萄ジュースのようなワインを造る    Jérôme Jouret ジェローム・ジュレ アルデッシュ地方の実践部隊の代表はコツコツ努力家ジェローム。 太陽がいっぱいの南ローヌでありながら、どこまでも軽快で爽やかな果実味心地良いワインを造る。 醸造所の建物などは、すべて自分で造ってしまう。 建物も、葡萄園も、家族、ワインも自分の考える理想に向かってコツコツと着実に歩んでいる。 そのエスプリがワイン名になった。Pas à Pas パザパ 一歩一歩の意。 トビッキリ仲の良くてハッピーな家族。このハッピーさが確実にワインに入っている。     

15
Avr

歴史の街ARLESアルル にて自然派ワイン見本市     LA REMISE ラ・ルミーズが開催 No1

ほぼ2000年弱前のローマ時代の遺跡が立ち並ぶ街。 ローマ人は地場のエネルギーのある場所に街を築いてきた。 最も大きな円形闘技場。 日本の弥生時代にこんな巨大な建物を造ってしまったローマ人。   あの巨匠ゴッホが愛した街ARLES アルル。至る所にゴッホの絵がある。 そして、アルルの女。    そんな歴史とエネルギーあふれる街で自然ワイン見本市La Remiseラ・ルミーズが開催されたことは大きな意義がある。

12
Avr

3月はロンドンでもRAWという大自然派ワイン試飲会が開催された

Big wine tasting in London RAW 2018 By:Avital   What a great experience in my country to drink natural wine and in the center of London 5 min away from « Covert Garden » and the Thames. Very surprised but London is full nice places to eat and drink natural wines.   Starting with one of my […]

13
Mar

名古屋自然派ワイン試飲会: ルクレアシオンRecréation

Par Masaki Takeshita フランスの3生産者がそろって名古屋試飲会に参加した。     ◆ルシヨンのエドゥワール・ラフィット、ル・ブ・デュ・モンド醸造元 ◆ラングドックのイヴォ・フェレイラ、エスカルポレット ◆ラングドックのジュリ・ブロスラン          MATA HARI,  MAREE BASSE,  RUE DE LA PESTE

13
Mar

3月14日は大阪で自然派ワイン大試飲会 !!

いざ、ホテル・モントレ大阪  14階 12:00~17:00 大阪市北区梅田3丁目3-45 … なんと自然派インポーター13社がトビッキリのワインをもって参加!! 自然派ワインの新旧、自然派のすべてのタイプが勢ぞろい!! この三人がやって来る! ★Le Bout de Monde ル・ブー・ド・モンド醸造 のエドワード・ラフィット ★Escarpolette エスカルポレット醸造 のイヴォ・フェレイラ ★Julie Brosselin ジュリ・ブロスラン