13
Fév

ダイナマイトが爆発するかのような果実味 Dynamitage ディナミタージ

  Baptiste Cousinバティスト・クザン 偉大なお父さんさんに学び、超えようとしているバティスト。    除梗をしないで葡萄を丸ごと発酵槽に入れるセミ・マセラッション・カルボニック醸造。 典型的なカルボのスタイル。まるで葡萄ジュース。  カエルの子はカエル。 跳躍力の強い子ガエル。 何て美味しいんだろう! 幸せになるガメ。      これが銀座で飲めるとは幸せだ! (美味しいワインが飲めるワインビストロSOYA東銀座にて)

13
Fév

世界一美味しい野菜サラダ!!

歯ごたえ、テロワール、何という一品。 サラダをツマミにワインが飲める。 こんなサラダが、存在するのか! ここSOYAのオーナーの田所さんが、農家と一緒になって栽培している野菜。 そして、ワインはロワールのトビッキリ美味しいこれを開けた。 Baptiste Cousinバティスト・クザンのDynamitageディナミタージ あのオリヴィエ・クザンの息子、バティストが醸すこれまた感動的な美味しさ! テロワールとテロワールが共鳴する。野菜が話しかけてくる。   (東銀座 SOYA) ご馳走さまでした。  

15
Jan

自然派ワインを誰よりも愛し続けてきた勝山さんと、                    お別れの時が来た……

皆の勝山さんが自分の人生を思いっきり生ききって旅立った。 安らかに休んでください。 この人がいなかったら、日本がこんなに早く、世界一の自然派ワイン大国になっていなかったに 違いない。 あまりも多くのコトを我々に残していってくれた。      自然派ワインを語る時、この人をはずしては語れない 90年代の中ごろ、日本に出張で帰った時は、祥瑞(しょんずい)にたびたび顔をださせていただいた。 ワインバー祥瑞店は勝山晋作さんの性格のように気さくなで、たまらなく心地よいところだった。 無名のワインでも驚くような、美味しいワインを品揃えしていた。 本当にワイン好きが集まってきて宝探しのように、無名のワインを飲んでワイワイやっていたのを覚えている。まだ、自然派ワインという言葉も広まっていなかった時代だった。 当時、ビオ香と云って、強烈なワインを感心しながら自然派ワインを楽しんでいた時代だった。 それでも新しいモノ好きにとっては、色んなワインを発掘できる貴重なワインバーだった。 日本における、掘り出しワインの世界の親分ような存在だった。 勝山さんがいなかったら、自然派ワインの広がりも今の様にはなっていなかったにちがいない 本当に尊敬すべき人物だった。 8年程前に勝山さんの誕生日に多くの人が集まった時の写真を添付しておきます。    メリメロの宗像さんも駆けつけていました。 偶然でしたがロワールのフィリップ・テシエやボジョレのクリストフ・パカレも参加していた。 勝山さんがワインに注いだ愛の量だけ、多くの人に愛されている勝山さんだった。

5
Nov

Etonnant ! 驚き!                          Rapport qualité-prix! この価格でこの品質!

Jacky Preys ジャッキー・プレイの Silex シレックス 火打石のミネラル感タップリ。 ロワール独特のフレッシュな酸。 何と心地よいのだろう。 美味しい!そして安い。 Paris カルチェ・ラタンのワインバー “SAGAN” にて。 火打石がビッシリと敷き詰められた特別な畑が目に浮かんでくる。 そして、あの陽気なジャッキーの笑顔が浮かんでくる。       

2
Nov

La Poivrotte ラ・ポワヴロット 癒されるな~                     Damien BUREAU ダミアン・ビュロー

(Chez Roba Seria ロバ・セリアにて) La Poivrotte ラ・ポワヴロット、イヤァー!美味しいな! 自然派のど真ん中 Angers アンジェに、いつも控え目に存在しているダミアン・ビュロー。 あのグリオット醸造で修業して、グリオットが解散する時、グリオットの最良の畑100歳級の区画を 分けてもらったダミアン・ビュロ。いつもニコニコして、モクモクと働くダイミアン。 ダミアンのその性格に似ている。どこまでも控え目で、でしゃばることがないワイン! そのダミアンから電話が入った。 『2018年は収穫が素晴らしかった。量も品質も最高だった。』本当に喜んでいた。 過去3年、天候不良で実に厳しい収穫量だった。私もホントに心配していた。良かった!   ★ピザリア店 Roba Seria ロバ・セリアにて 今夜は、パリの Chatelet シャトレにある自然派ワインが飲めるピザ屋、Roba Seria ロバ・セリアでこのワインを飲んでいる。 ここのピザの生地は、丹念にねった後、最低72時間以上寝かしておいたものしか使わない。 実にやさしいくて美味しい。お腹がふくれない。消化がすこぶる良い。 その上、ワインのセレクションが美味しい自然なものばかり。 店長のヴァンサン Vincent も実に気持ちのいいヤツ。 レストランは、まず気持ちのいいところが一番! どんなに美味しくても、気持ちのよくないところや、妙に疲れるところは行きたくない! 最後に、ヴァンサン自家製のレモンチェロをサーヴィスしてくれる。これがまた美味しい。 いつも混んでいるので予約した方がいい。  

25
Oct

ボルドーでこのシャンパーニュが飲めるとは!!-no3

Bistro Flaconのワイン・ダイナマイト・パショネールのGillesジルが最も好きなシャンパーニュは? ちょっと、飲み疲れてきた。最後にチョットシャンパーニュを飲みたい! と云うと、 スーッと出てきたのがこれだった。 Jacques Lassaigneジャンク・ラセーニュのLes Vignes de Montgueuxレ・ヴィーニュ・ドゥ・モンギュ これには、飛びあがるほど嬉しかった。丁度、私が頭に浮かんでいたシャンパーニュだったからだ。 このモンギュの畑区画には、明治時代に山梨からワイン醸造勉強の為に日本人が数年滞在して いたところ。 今は、同じ村にいるエマニュエル・ラセーニュがその畑を任されてシャンパーニュを醸している。 ラセーニュ独特のスカットしたピュアーなミネラル感が素晴らしい!! 濁り、雑味、シャンパーニュによくある泡のつっかかりが全くない。   ほぼ仕事が落ち着いてきたので、ジルもジュリアちゃんも時々私のところに来て一緒に飲んだ。 ジュリアちゃん、余程気に入ったのだろう写真をとっていた。    ジルはこの夏、日本に行った。林さんのピオッシュにも行って感激していた。本当に世が狭くなった ものだ。 ジルはお勧めのワインを色々飲ませてくれた。シノンLenoirの89年は最高に美味しかった。 Merci Gilles. その他にも、サヴォワの新人のモンドゥーズも特別だった、ボルドーの新人のワインも良かった。 また、皆さんにも紹介したい。 本当にFlaconフラコンは本当にフレンドリーな雰囲気にあるので、隣の人とか直ぐ話せて友達に なってしまう。 ちょっと、話したら、私のボルドー時代に懇親にしていたシュードル家族の友達だった。 世が狭いのに驚く。 その女性が近々ワイン・レストランを開くとのこと。 ワインを通じて本当に人と人が繋がっていく。   

4
Oct

熱心な日本のレストラン・ビストロ経営者、                    Nicolas Réauニコラ・レオを訪ねる –no4

BMOのマサコさん率いるパッション溢れるビストロの皆さん、もうお馴染みの顔ぶれも多い。 特に、パッション焼き鳥店のシノリさんご夫婦はもう常連。 自分の店で紹介するワインの事をより知っておきたい、とやってくる。 造り手もPassion ! 紹介者もPassion ! やっぱり感動してもらうには、人より一歩先にPassion ! 何の世界も、ただ普通にやっていたら、やっぱり普通の喜びしか生まれていかない。 ワザワザ、遠い日本からやってくる皆さんは凄い! PassionとPassionが触れあうと、新たな数倍のPassionになって広がっていく。 葡萄園を歩く、土壌を、風を湿気を肌で体で感じとる。ワインをホントに理解するには、 大切なミクロクリマを体感すること。    蔵で造り手の話を聞きながらのテースティング。造り手の熱が伝わってくる。    一緒にテーブルを囲む。その人なりが伝わってくる。食べながら試飲したワインをもう一度検証できる。 皆さん、余裕があって来る人は誰もいない。捨てるものは捨てて、思い切ってやって来ている。 明日に繋がる多くの事を得る。何よりもPassionが倍増する。   

4
Oct

美味しいワインには必ず訳がある                         Nicolas Réauニコラ・レオの並外れた集中力 –no3

美味しい理由の、もう一つ、そうこの男がいる。 ニコラの集中力。 感動するすべてものには、スバ抜けたPassionと集中力が必ずある。 トコトン突っ込んだ人しか見えてこない域がある。  

4
Oct

数億年の地殻変動の形跡が                         Nicolas Réauニコラ・レオの畑の土壌構成! -no2

(美味しいワインには必ず訳がある)   美味しい理由の中にも、不動のものがある。 ミネラル、土壌構成である。 海底だった頃、氷河期、火山、地球には46億年の歴史がある。 地表近くにある土壌構成はそんな歴史を経て今がある。 ニコラの畑には海底だった頃、物凄い熱が必要な石、物凄い圧力が必要な石、色んなミネラルが 混ざっている。 こんな畑は見たことがない。    シスト、石英、アンモナイトの化石、マンガナイト、石灰石など、こんなミネラルが共存している 特別な畑!      

4
Oct

C‘est le Temps d’Apéro!                         今日は久々のCabernet Francカベルネフラン –no1

仕事が一段落した夕方、アペロタイムになった。 何か普段飲まないものをやりたかった。(avec Francois,Kisho,Miho) すぐCabernet Francカベルネ・フランが浮かんだ。 この品種で、近年、驚きの品質を造りあげているNicolas Réauニコラ・レオの顔が浮かんだ。 Clos des Treilles クロ・デ・トレイユ醸造のPompoisポンポワを開けた。 若き頃、プロ・ピアニストになろうと打ち込んでいた。ピアノを教えながらも、同時にワインにも興味を持って勉強していた。しばらくするとワインへのPassionが大きくなっていた。 私が初めてNicolasニコラに逢ったのは2000年9月だった。 カベルネ・フランのレジェンド、ナディ・フコーのところだった。ナディと熱烈なディスカッションをしていた。当時はよくクロ・ルジャールには出入りしているようだった。 それから色んな変化があって5年程前に試飲会で彼のワインを飲んで、飛跳ねるほど驚いた。 な、な、なんて繊細で、上品で、細かなタンニンでグンを抜いて美味しかった。 その記憶が今でもハッキリ覚えている。 ★Pompoisポンポワ2015★  タンニンの粒子の繊細さ、キメの細かさ、凄い!!偉大なカベルネ・フランだ! アペロで飲むには、チョットもったないない。 でも、ホントにおいしものは、何も食べなくても美味しい。     

1
Oct

大きなチャレンジャー、ビオディナミスト                     LAURENT HERLIN ローラン・エルラン

ロワール地方のブルグイユ地区に2mを超す大男のエルランが10年前にやって来た。元コンピュター技術者だったエルラン。自然が大好きで、自然と共に働きたかった。勿論、ワインが大好きだったエルランは2008年に人生を変えることを決断。そして2009年にロワールのBourgeuilに醸造所を設立。ローランは自然を汚すような仕事はしたくないという信念があった。当然、最初からビオディナミ農法を採用。 16年より、天候不良によって思うような収穫ができない年が続いている。 それでも、不屈チャレンジャー精神はめげることはない。 多くの近隣、フランス中の醸造元仲間が葡萄を送ってくれた。 何とか繋いでいる。 日本の精鋭な酒販店グループESPOAの皆さんと元気つけに訪問。   ワインは、造る人、紹介する人、飲む人がいないと存在が成り立たない。お互いの現場を知りあっていることは大切なこと。 どんな人が、どんな気持ちで、どんなところで造っているのか? ローランのワイン、カベルネ・フランだ。フラン独特の青さが全くない。スーット体入ってしまう。 違う業種からの参入なので、地元のトラディションの壁がない。醸造は殆どがセミ・マセラッション・カルボヌック醸造を採用。 なかなか、地元の醸造家が踏み切れないことを、スーッと実行している。こうして歴史は動いていく。 みんな、どれもトビッキリ美味しいワイン。カベルネ・フランのイメージが変わる!!   

28
Sep

パリの和食レストラン Kanadé で Marc Pesnot                   マーク・ペノ

寿司シェフYujiro ユウジロウさんとJulienジュリアンのベストなコンビ。 デザイナー・アーティストから料理人になった感性豊かなユウジロウさん。 超人気ビストロを仕切っていたサーヴィスのプロ、ジュリアン。この二人の名コンビの新進気鋭の店Kanadé 「奏で」。 フランスの田舎に出張に出ていて、パリに帰ってきたら食べたいと思っていたものが揃っている。 どんな料理もとっても美味しい!  デザートも甘味を抑えあっさりしている。 その上、ジュリアンの心地よいサーヴィスでホットする。 そして、あのMarc Pesnotマーク・ペノのワインが飲める。 私にとっては、和食に自然なワイン、心地よい空間、こんな幸せな店はない。   

24
Sep

久々の Chambre Noire シャンブル・ノワール

トビッキリ美味しい2本を開けた。 アルデッシュ地方のこれ! グレゴリー・ギヨムがアリカント品種から醸すトビッキリのロゼ!? LouForoseル・フォロゼ この溢れんばかり果実味はなんだ!若干の泡がアペロには最高に心地よい!! 日本でも人気上昇中。   二本目はこれメゾン・ブリュレ醸造、ポール・ジレPaul Gilletが醸すR2L’Oエールドゥロ!! な・な・んて美味しいんだ!! ガメ品種、ピノ・ノワール品種、ピノ・ドニス品種を仕込んだ逸品。 元ワイン屋さんから造り手になったポールのパッション、エモーションが伝わってくる!! アルザスのブルノ・シュレールで修業しただけあって、シュレールに通じるものがある。   ★ビストロ・シャンブル・ノワール★ 今、Parisで最も輝いているワインバーのシャンブル・ノワール おじいちゃんが日本人という金子さんが経営者。 実に気持ちがいい空間。金子さんのワイン品揃は凄い!! 連日、若者で店外まで溢れているビストロ。  

23
Août

パリの象徴的存在の Montmartre モンマルトルの丘

殉教者の丘 Le mont des Martyrsモン・デ・マルティールが語源となって、モンマルトルと名付けた。 紀元250年ごろから、数々の歴史的事件がこの丘で繰り広げられた。 最盛を誇ったのは、1871年のパリ・コミューンから1914年の第一次世界大戦勃発頃までは、芸術家や文人が集まるアートの中心だった。 丁度、その頃にこのBasilique du Sacre-Coeurサクレクール寺院が造られた。 日本で云うと、明治初期、廃藩置県が行われた年から第一次世界大戦勃発の年の頃。 この寺院の着工が1871年、完成が1914年だから意外と新しい。   丘の上からパリの全貌が見える。勿論、夜景は美しい。今日は昼間だけ。        丘の上の小路に入ると19世紀の芸術家達が活気に満ちたボヘミアンの生活をしていた片鱗を感じることができる。 そして、パリ唯一のまとまった葡萄園があるのもこのモンマルトルの丘。 でも造られたワインはと云うと、・・残念ながら・・・・。私に任せてほしい。いい醸造家を紹介する。 古文献によると、フィロキセラ禍以前はパリ、パリ近郊でも葡萄園がいたるところにあったのである。 残念ながらそれ以来、再生されてない。 2年程前にオリヴィエ・クザンがパリに葡萄園を造ると云って、時々パリに来て畑の準備をしていた。 どうなっているのだろう?   

11
Août

これは飲むべき‼️ 1年振りの再会、 とにかく美味い‼

ロゼ サンプルムース (森 祐樹さんのFBの言葉 拝借)  伊藤 『限りなくムスカデ地区に近い土壌、トビッキリ美味しいロゼ。北の産地だけあって自然な爽やか酸、 まるでグレープフルーツジュースのような風味! 暑い今の時期に最高!!』 ★超限定入荷★ 輸入元 BMO社の直営店、トロワザムールFBより 『昨年全く店頭には並ばずとも、問い合わせが止まらなかった話題の蔵元 フランス・ロワールの『レミ・セデス』。 今回は3キュベ、たったの12本ずつのみですが、入荷いたしました!トロワザムール店舗内』 問い合わせはBMO社まで。 Faut boire!! De toute façon, c’est bon!!! « C’est exactement un Rosé Pamplemousse » (par Yûki Mori) « Le terroir tout près du secteur Muscadet, Rosé hors du commun. une légère acidité agréable et natuelle du pays septentrional. Une bouche comme un jus de pamplemousse! C’est […]

10
Août

子供の頃からの夢を実現 Rémi Sédès レミー・セデス

真面目でコツコツタイプの人柄。 若いときはアコーデオンのプロ奏者だった。      でもレミーは子供の頃から自然の中で仕事をしたかった。 ミュージシャンとして活動していても、自然や大地がいつも恋しかった。 ある時、意を決してボルドーのワイン学校に入学した。 ワイン造りを学んだ。 そして、ボルドーの左岸サンテミリオンの醸造元で働きだした。 数年後、奥さんの実家があるロワール地方にやって来た時、自然派の醸造家達と巡り逢った。 彼らの人間的な生活と人間性,人生観に感動した。 彼らはお互いに協力しあって困難とリスクの多い自然な農作業、ワイン造りをやっている姿に感動したレミーだった。 自分でワイン造りするならロワールだと決めた。 ムスカデ地区とアンジェ地区の自然派醸造家の何人かに相談したら、畑を即紹介してくれた。 こうしてレミーは限りなくムスカデに近い地区に、子供の頃からの夢だった醸造元を立ち上げた。    ガメ品種の栽培も醸造も初めてのレミーだった。勿論、最初から自然な栽培、自然醸造。 本当にグレープフルーツを食べているような爽やかなワインが完成した。 こんな風になるとは!? 自分でも驚いた。 まだ誰もこんなワインを造った人はいない。 Rémi Sédès réalise son rêve d’enfance Rémi est un grand bosseur. A la jeunesse, il était accordéoniste professionnel. Malgré une bonne activité musicale, il voulait toujours travailler dans la nature. La terre et la nature lui […]

6
Août

Crazy natural winemaker Jérôme Saurigny

BY Kisho     Jérôme Saurigny (Anjou, France) is a crazy natural winemaker who makes crazy natural wines🔥 His unique cuvée in 2016, « Sakurajima » is one of my favorite wine I’ve ever drink til now 🍷 🙌 Due to terrible spring frost that year, he had lost more than 80% of his grape, and […]