Oct

デュポン・ファン家4代目、レイモンのワインを試飲! − Raymond Dupont-Fahn
今日訪れたのは、コート・ドゥ・ボーヌで代々続くデュポン・ファン家の4代目にあたるレイモンさんの自宅です。まだ若いレイモンは、お父さんや祖父が畑で働く姿を見て育ち、自然とワインに魅力を感じるようになり、醸造家という道を選びました。 15歳の時、お父さん、ミッシェルさんからシャルドネの畑をもらい、試しに自分のワインを造ってみたレイモン。その経験が以外と楽しく、ディジョン大学でワイン醸造の資格を取得した後、お父さんに畑を借りて、やっと自分のワイン造りを始めます! レイモンは本当に優しくて気さくな人です。会った瞬間からフレンドリーで、何か充実感が伝わってきます。それもそう。やっと自分の家も建ち終わり(しかも全部彼一人で建てたから凄い!!)、奥さんのお腹の中には赤ちゃんもいて、今年も美味しいワインが出来上がり、幸せたっぷりなんですもん!!羨ましいです・・・! これが彼の家です。白とベージュに整っていて、モデル・ルームみたいな凄い素敵な部屋です。インテリアは全て奥さん任せ。とてもセンスが良く、可愛くて、日当たりも良く、私達も住みたくなってしまうような家です! レイモンのワインは、彼の穏やかな心が伝わってくるような、繊細で滑らかで優しい味がします。 ピュリニー・モンラッシェ « レ・シャルム » 07 * Puligny Montrachet « Les Charmes » 07 シャルドネ100%、樹齢20年、粘土石灰質の土壌で造られたこのワインはもう美味しすぎる!!酸味とアルコールのバランスが最高。桃やバニラの甘い香りが印象的です! ピュリニー・モンラッシェ ・プルミエ・クリュ« レ・フォラティエール » 07 *Puligny Montrachet 1er Cru « Les Folatières » 07 シャルドネ100%、粘土石灰質の土壌、樹齢15年 この畑はとても日当たりが良く、ブドウが熟成するのがとても早いのだそうです。口当たりも抜群!パワフルで真直ぐなワインだと思ったら、ピュアでフレッシュ感もあり、とてもミネラルなワインです。 ムルソー・レ・ティエ 07 * Meursault Les Tillets 07 シャルドネ100%、粘土石灰質の土壌、樹齢25-30年 このキュベはレイモンが大好きなキュベです。それもそのはず!口に含んだ瞬間、シャルドネのエレガントな繊細さが、ファーっと広がっていくからです!ミネラル感が強く、パワフルでフレッシュ!果実身が強く、レイモンの若さと野望がこの一杯から伝わってきます。 ムルソーの畑です。 ムルソー・レ・ヴィルイユ・ドゥス 07 * Meursault Les Vireuils Dessous 07 シャルドネ100%、粘土石灰質の土壌 レ・ティエの南に在る畑です。レイモンは30%しか新樽を使用しないので、樽の香りより白い花の香りの方がどのキュベにも強調されています。このムルソーは力強さと存在感があります。口の中に広がる柑橘類の味は絶品!彼の白ワインは是非皆さんにも試して貰いたいです! オークセイ・デュレス・ロゼ 07 * Auxey-Duresses Rosé 07 ピノ・ノワール100%、粘土石灰質の土壌 このロゼは絶品です。目をつぶって飲んだら白ワインのよう!色も薄くて、とても繊細!本当に『何このロゼ?!』と思うほどミネラルが感じられて美味しい!レイモンいわく、『これはシャルドネのように醸造されたピノ』なんです。ゆっくり優しくプレス機に掛ける為、ブドウの液体に殆ど赤い色が付かないのです。この様なワインは、 « ウイユ・ドゥ・ペルドリックス *Œil […]