11
Août

フィリップ・カリーユ Philippe Carrille のちょっとした私生活!

ボルドーから少し離れた地区、サン・テミリオンに到着した私達は、フィリップの自宅でひとやすみ・・・とても可愛らしい家、 美しい庭、そしてなんと言ってもこの¨ボルドーらしい¨ぶどう畑。ボルドーの畑は、まっすぐ四角く、綺麗に区切られているのが特徴だそうです。 出迎えてくれたのは、いつもハイテンションなフィリップさん。初対面にも関わらず、少し変な日本語でとにかく喋りかけてくる謎な人。でも本当は単に面白くて、ウケを狙っているだけなんです・・・ 『筋肉モリモ〜リ!』など言いながら、腕を膨らませガッツ・ポーズ! 醸造所へ行って、『Atypique 2006 – 2007』の試飲。お味の方は・・・熟成されたブドウの風味がビッシリと詰まっていて、爽やかさもあるのでとても美味しい!ここではしっかりと説明をしていたフィリップ。 『私はまだ実験中です。自然派ワインをもっともっと広めていきたいのです!けれども皆と同じ形ではなく、自分の方法でね。』 ワインは壁に並べられた樽の中で熟成されます。このシステムのお陰で、樽を自由に回すことができるのです。とても便利で、樽を左右に動かすだけで、バトナージュとウイヤージュが完了してしまうのです! カメラを向けるとすぐにポーズを取る、少しナルシスト?!なフィリップ。 パパには負けてられないぞ〜!と愛娘のアリスちゃんもビシっとポーズを決めてくれました! アリスちゃんの弟も登場!樽の上にまたがったり、ふたを取ろうとしたり、ちょっぴりいたずらっ子だけど、甘えん坊なピエールくん。背景のプピーユの看板も様になっています! プピーユのワインの問い合わせ先はこちら: クロスロード TEL : 03-3352-0911 FAX : 03-3352-0910 モトックス TEL :06-6725-4925 FAX :06-6725-4923 日本でPoupilleのワインが飲める店はこちら:オザミワールド オザミ・デ・ヴァン-Aux Amis des Vins オザミ・トーキョー−Aux Amis Tokyo ブラッスリー・オザミーBrasserie Aux Amis

5
Août

『ラパリュ・ヌーヴォー』 Lapalu Nouveau 今年も楽しみ!

「ジャン・クロード・ラパリュ」 ガメを知り尽くし、最高のボージョレを造る男だ。 彼のブドウ畑から最新情報が入った! さっそく現地情報をお伝えしよう。 今年も美味しいヌーヴォーを造ってくれそうだ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 2008年度は、5月の天候は良く、開花は6月8日から10日。 その後の天候は、フランス全体と同じく不順で雨が多く、ベト病の被害がでている。 と言っても、他と比べると被害は微少で、ぶどうは健全な状態である。 やはり、これは自然栽培により、多様な植物をぶどう畑に共生しており、その植物が、水分を吸収し、 ぶどうを健全な状態にてしてくれることと、風通しの良い、ラパリュの畑の強みであろう。 畑にたたずむジャン・クロ−ド  畑を耕している様子 ブドウ樹の間に、けしの花が咲いている。 これらの草々が、余分な水分を吸収してくれる ジャン・クロード自身は、「今からの天候が全てを決める」という。 2007年の悪天候のなか、類まれなる高品質のヌーヴォーを造ったラパリュだけに今年も期待できる。 また、本年度からは、新しく造った醸造所にてのワイン造りとなり、設備も充実、作業スペースも ゆとりがあり、収穫したぶどうを、冷蔵庫にて冷やしてからマセラシオン・カルボニックを行うなどの、 一層の果実味、凝縮度を持ったワインを造ること間違いなし。 新設した醸造所 昨年までは借り物の醸造所で醸造をしていたが、 今年から自分で造った新しい醸造所で醸造を始める。 自分のやりたいワイン造りが存分に出来るだろう! 新醸造所、初ヌーヴォーが楽しみだ!! 奥さんのブリジットとジャン・クロード

1
Août

Le Pain Quotidien – ル・パン・コティディアン

「自然派のワインに美味しいパンを扱っているビオのお店があるんだけど、今度ランチに行かない?」と声がかかり、行ってきました ¨pain quotidien¨ 自然派ブームにより、お昼時にはお店が人でいっぱい・・早めに出かけたのにテラスはもう既に満席。さすが大人気のお店ですね。次回は早めに出かけなくては! 店内に入ると、テラスとはまた全く別の雰囲気で、ゆっくりとした優雅な時間が流れていました。まずパッと目を引いたのは内装、とてもシンプルで温かみがありました。テーブル・椅子のいずれも木製だからかもしれませんが、なんだかほっとします かわいらしい内装 よく見ると壁に¨タルティーヌとパン・コティディアンの食べ方¨と書いてあります。 店内に所狭しと並ぶ自然派の商品 塩、ジャム、ジュースなど自然派食品が勢ぞろい ショーケースの前でうっとり・・ ここでは朝・昼・夜のお食事だけでなくパンやタルト、サラダのお持ち帰りも可能です。 サラダは出来合いのものでなく、注文してから作ったものをテイクアウトできるんです。新鮮さにも敏感であるところがいいですよね。自宅の傍にこういうお店が一軒あると嬉しいのですが・・ そして気になるランチは・・ ビタミン不足の私はサラダを注文しました! トマト、パルメザンチーズ、モッツァレラ、なすび、などがオリーブオイルで上品に味付けしてあり、野菜がとても新鮮で美味しかったです。 葉っぱはしゃきしゃきしていて、食べ応えがありました(笑) お店の看板でもあるパン ふっくらしていてパサつきがなく、食欲をそそるパンでした。これは列を作って並んででも買いたくなる気持ちがわかります。 久々に豆乳を飲む・・ フランスで食べるお豆腐や豆乳は、味が濃い傾向にあり、少し日本人の口には合わないのですが、ここの豆乳は飲みやすくてもたれずにくいっと飲みきることができました。日本の豆乳メーカーとも張り合えるのではないでしょうか。  CVP ASAMIさんが頼んだタルティーヌ ・・食いしん坊の私は一口味見をさせてもらいました☆ 塩加減がちょうどよくてさっぱり、パンも具に負けずしっかりとした食感。バランスの取れた一品でした。 仕事の合間に抜けたランチだったので、今回はアルコールが頼めなかったのですが、 次はディナーに行って、是非Bioghettoさんのワインを片手に食事をしたいなと思います*1。 ここはお腹いっぱい食べても胃にやさしいし、ワインも美味しいとわかっているので安心してお友達と来店できそうです ・・もしかして常連さんになってしまうかも?!  *1・・RN13(赤・白・ロゼ)、Wind Mill (赤・白)の取り扱いあり Bioghetto のワインのお問い合わせはこちら: 豊通食料株式会社 樋口崇晴 様 TEL : 03 5288 3854 FAX : 03 5288 9248 MAIL : higuchi@toyotsu-shokuryou.com Le Pain Quotidien−住所: http://www.lepainquotidien.com/fr/storelocator.htm Bioghettoに関する記事: le Pain Quotidien

28
Juil

クロ・レオニンへ – Clos Léonine

今日はラングドック・ルシヨンに在るクロ・レオニン(Clos Léonine)へ行ってきました! 葡萄畑&宿泊所を管理しているステファン・モラン(Stéphane Morin)さんが出迎えてくれました。 ここは何かアット・ホームで和気あいあいしています。 子供、大人、動物、皆一緒にバカンスを過ごしていて、和やかな雰囲気です。 土壌には海岸が近いのもあって、貝殻などが含まれています。 南仏では気候が暖かいので葡萄の実も大きいです!

25
Juil

フランス民族大移動の日

南フランスのグランド・モット海岸 フランス人が待ちに待ったバカンスシ−ズンの始まりだ! 海を求めて南に大移動が始まっている。第一便は先週の土曜日19日は南に下りる高速道路は超渋滞。 そして、26日の土曜日はまさに民族大移動の日だ!もしフランス全土が船だったら南側に偏って沈没するだろう。フランス人が最もバカンスをとる時期に突入する。 これから3週間ほど仕事がほぼストップしてしまう。勿論、どの会社も交代要員を動員しているが、慣れてないメンバ−で対応する為トラブル発生が最も多い時期でもある。だから、この時期は大切な仕事を入れるべきではない。私も過去痛い目に遭ったのもこの時期だ。 これから約3週間はまともな仕事はできない。普段の3倍は時間が過かってその上トラブルの可能性70%という時期である。しかし、良いこともある。この時期はパリが快適な生活空間となる。通勤ラッシュもなくスム−ズに移動ができ実に快適だ。パリに居るのは外人観光客と若干のパリジャンのみとなる。 写真は南フランスのモンペリエの街に近い地中海に面したグランド・モットだ。先週の7月18日に撮影したものだ。既にバカンス客で賑わっていた。フランス人は近所のキャンピング場やマンションなどを借り 2週間ほど家族で滞在する。また定年になったお爺さんやおばあさんが海沿いにマンションを持っているケ−スが多い。そこに家族で移滞在したり、子供達だけ預けるというケ−スが多い。 先週は日陰で35度、直射日光では45度を超える温度となった。でも乾燥しているので日陰に入ればそれほど暑く感じない。 海を見ながらキリっと冷やしたロゼワインが美味しい季節となった。 乾杯!!

25
Juil

Laurent Miquel – Primeur 2008

2007年は特にシラー、黒葡萄の品種についてはとてもデリケートなヴィンテージとして知られています。概してこのような状況の翌年は葡萄が多くなるという傾向があります。収穫の最後の統計を見ると、若い葡萄畑において多くの葡萄を収穫していることが分かります。それに対して樹齢が古い畑はそこそこの収穫でした。これらの反応を観察するのは大変興味深く、我々は樹齢の低い葡萄畑の区画において、ヴァンダンジュ・アン・ベール(摘房)を行っています。 6月は雨が多く降りましたが、葡萄畑に病害はありませんでした。実は、この湿気の時期が乾いた風が吹く時期の後にやってきたため、少し変わったヴィンテージとなっています。 葡萄が成長するこの時期の雨は葡萄畑にとって恵みの雨となり、成長を促しました。5年ほど前から地球温暖化が進んでおり、葡萄畑にとってこの状況はよくなかったので水が必要だったわけです。葡萄畑は大変いい状態です。

24
Juil

フィリップ・パカレ初めてアメリカの旅へ

7月24日、フィリップ・パカレが、嫌いなアメリカへ旅立った。シアトルで開かれるピノ・ノワ−ル会議に 招待されての渡米だ。日頃、フィリップは『アメリカには文化がない。金、金で本物のワイン文化を理解できる人種ではない。』とアメリカを嫌っている。そのフィリップがアメリカに行くというので、周りのもの皆が驚いた。勿論私も驚いた。出発前日の7月23日の夜、パリの自然派ビストロ“バラタン”で夕食をともにした。 バラタンはフィリップにとっても大切な店だ。 フィリップ 『僕にとってバラタンは本当に大切なんだ。ピノッシュ(オーナーのあだ名)は僕の最初のお客なんだ。そして、世界中のレストランで最も好きな料理を出してくれるのは、僕にとってはこのバラタンだ!そして、ピノッシュは僕の心の友達だ!僕のワインをロック時代より本当に理解してくれている一人だ!それに奥さんのラケルが作る料理は最高に美味しい!世界一だよ!』と言い切るフィリップ。 私も同感だ!ラケルの料理はシンプルでやさしくて、美味しくて元気が出る料理だ。全く疲れない料理だ。 まず、 ラングロ−ルのタヴェルでアペリティフがわりに始めて、後はピノッシュからのブラインドで3種類ほどだされ、最後はやはりパカレのワインに戻った。 明日嫌いなアメリカに出発するフィリップは何故かテンションが高かった。自分のワインを再確認するかのように2本を立て続けに注文した。 Gevrey Chambertin 1er cru Bel Air 2006 Ruchottes Chambertin 2006 特にRuchottes Chambertin 06はまだ若いけど、絶妙な繊細さと上品さを備えたワインだった。これぞ、ブルゴ−ニュのピノ・ノワ−ルだ。 フィリップ 『伊藤、アメリカ人はこのワインを飲ませると、“薄いとか軽い”と表現する奴が多い。ピノ・ノワ−ルの繊細さを理解できない人種なんだ。』 伊藤 『フィリップ、シアトルでのピノ・ノワ−ル講演で一体何を喋るつもりなんだい? 』 フィリップ 『自分がやっている事をシンプルに喋るだけだよ!僕は理解してもらおうなんて気持ちは全くないんだ。ありのままのブルゴ−ニュの造りを単純に語るだけだよ。多分理解してもらえないだろうけどね。でもそれでいいんだよ。アメリカ人には“テロワ−ル”は理解できないんだ。』 何やらアメリカ行きを後悔しているような唇だ!今、フィリップは公私ともに強烈なストレスを抱えている。 ここ数ヶ月で10キロも痩せた。気分転換も含めたアメリカ行きのようだ。 やや酔ってきたフィリップは、物凄い勢いで喋り続けだした。ブルゴ−ニュで良い畑を借りる為の苦労話や、最近、発見したワイン造りに関すること、 フィリップ 『ピノ・ノワ−ルは樽熟をあまり長くやってはいけない。この品種は熟成中の観察・対応が実に重要なんだ。熟成中の対応如何で全く別物になってしまうほどなんだ。今熟成中の2007年は特に繊細に仕上がってきた。本当にブルゴ−ニュらしいピノに出来上がったよ!ピノにはあまり強い太陽は必要ないいんだ。2007年の穏やかな太陽が理想的なんだ。』 気がついたら既に12時を過ぎていた。明日の朝、10時の便でシアトルに向かう。今夜はこの辺にした方がよい。 フィリップ、 ボン・ボアイヤージュ 良い旅を! しかし、バラタンの人気は凄まじい。12時を過ぎてもまだ人が入ってくる。活気に満ちている。何よりオ−ナ−のピノッシュもラケルも本当に楽しんでやっている。その喜びを我々も感じることができる。 実に心地良いビストロだ。 LE BARATIN に関する情報

24
Juil

LAPALU

Le millésime 2007 nous aura fait trembler jusqu’au vendanges, un printemps et un été chaotique alternant les périodes de soleil, de pluie, de fraîcheur et d’orages une année difficile à négocier. Heureusement le beau temps de septembre ainsi que notre rigueur à la cueillette nous laissent des vins ronds, droits et purs, avec un grand […]

23
Juil

BORDEAUX – Aux Bonheur du Palais

ここはボルドーの小さな隠れ道にある中華料理屋さん! モダンなデコレーションに中国の古いデッサン、ギャップがあっていい雰囲気です。 ここの名物料理は四川料理! 初めて挑戦する料理・・・どんな感じなのかな〜と思っていたらビックリ!!美味しすぎる〜〜〜! メンバーが揃うのを待っている二人。ちょっと気取ったポーズで記念写真! 一体何を考えているのでしょうか・・・? 左:クロスロードの有馬さん 右:オザミワールドの丸山さん

22
Juil

LA PLANETE GRIOTTES

Quand on arrive chez les Griottes, on arrive dans un autre monde. Les valeurs et les repaires de la société moderne n’existent plus ! Envolés ! グリオットのドメーヌへ行くと、現代社会の価値が存在しない、まるで別世界にいるかのように感じられます。 Patrick est assis sur des barriques le pied qui a doublé de volume, il nous explique qu’il s’est cassé le talon en sautant de son tracteur. Son talon […]

21
Juil

Carcassonne

カルカッソンヌの街はオード川をはさんで、下町と城塞に囲まれたシテに分かれています。幾多の争いをくぐり抜け、その度に補強や継ぎ足しをくりかえし、ヨーロッパ最大と言われる屈強の城塞都市となりました。やがて争いもなくなり、いつしか忘れ去られたようになっていましたが、歴史的価値が認められ、1997年「歴史的城塞都市カルカッソンヌ」として、世界遺産に登録されました。 いまでもシテ内の町並みは昔のよう。 石で出来た小さな道が上ったり下ったりしています。 遅くまで賑わっているこの町は雅に神秘的です!

21
Juil

葡萄の木の菌類病:オイディウム、ミルディウー、ロットブラン、ブラックロット

Situation climatique en 2008 : Après un hiver plutôt doux, les vignobles français (toutes régions confondues) sont très largement arrosés depuis le mois d’avril. Des orages éclatent un peu partout et il n’est pas rare qu’il pleuve plusieurs dizaine de millimètres en quelques heures. Le taux d’humidité étant très élevé (temps propice à la prolifération […]

18
Juil

ミランボ・パパンへ – Miranbeau Papin

今日はミランボ・パパン、グザヴィエ・ランドーさんのドメーヌへやって来ました!体が大きく手も大きく、インテリ系な真面目な顔をしているランドーさん。性格からにして真直ぐなワインを造る彼は、元情報科学者!フ〜ム、何となく納得! ここではお客さんも黙っちゃうような美味しい赤ワインがぞろり!メルロ、カベルネ、後この土地独特の品種、プチ・ヴェルドはまさに絶品!

17
Juil

夏だ! 太陽だ! 噴水だ!- La Défense

私が住んでいるLa Défense − ラ・デファンスでは、夏になると噴水のパレードが始まります! 新凱旋門の前に涼しげな噴水。その周りでお喋りをする若者&カップル、水の中で遊ぶ子供達。 のどかだな〜と思わせる風景です。 とにかくこれからの暑い季節にはピッタリです!

16
Juil

レ・グリオットへ – Les Griottes

今回もまた内容が濃い旅となりました!初日からハイテンションな叔父様名コンビのお二人を乗せ、出発進行!! 今日は7月10日。バカンスシーズンということもあり、道は大困難!しかも空にはスピード違反を確かめるポリスのヘリコプターまでが飛んでいます・・・!ここはアメリカですか?! そんな中最初に訪れたのはロワール地方、サン・ランベール・デュ・ラッテの町に存在するレ・グリオットのドメーヌ。石で出来た小さな醸造所の中で待っていたのはパトリック・デプラ氏とセバスティアン氏。

14
Juil

Vive! la Belle Famille!!! 素晴らしき家族万歳!

6月中旬より、蔵元訪問をはじめ、早1ヵ月。訪問蔵元数30軒、走行距離は6000Kmを超えた。 どこを回っても今年のフランスの天候は厳しい。昨年同様雨が多く、晴れたかと思えば、また、雨。 ベト病で、今年の収穫量は激減しそうだ。 そんな中、自然派の生産者は極めて明るい! ぶどう畑に行くと、ほとんどぶどうの実がなく、これで 本当にワインができるのか、こちらが心配になるが、もともと収穫量も低く、自然栽培にて根っこが 深く地中に伸びたぶどうのポテンシャルは、厳しい年でも十分発揮できそうだ。 今回の蔵元訪問で、いつものごとくヴィニョロン達の熱いパッションはもちろん感じたが、もっと強く感じたのは「家族愛」。私達とのランチには、子供もおじちゃんもテーブルを囲んで、家族全員で歓待してくれた。  子供たちは、親の仕事に対して敬意を持ち、また、おじいちゃん達は、いまだ元気にぶどう畑を耕している。 ぶどうは、100年草、先祖代々引きつがれてきたものだ。みんな、そのぶどう畑を残してくれた先祖に感謝し、 また、次の世代にテロワールを残そうとしている。 そんな「家族愛」がワインの中に入っている!  Vive! La Belle Famille des Vignerons! ]       まさにみんな明るいひまわり家族!

11
Juil

JAZZライヴ+自然派ワインは心地よいニューウェーヴっ!

かの徳川15代将軍、慶喜公のお屋敷跡に何とジャズのライヴハウスが誕生! お屋敷跡は浮月楼という料亭で、慶喜公時代からの美しい日本庭園が有名な老舗。その敷地の一角にレストラン「浮殿」に続き、超一流アーティストのジャズライヴが楽しめる、いけてる空間、ガーデンカフェ「LIFE TIME」が昨年11月オープンした。このお店、マルク・プノーやメゾン・ブリュレ、ドミニク・ドゥラン、ラパリュにジャン・フォー、サンタントナンなどなど、自然派ワインがラインナップされ、ジャズと自然派ワインのコラボが楽しめるとくるからますますハイな気分っ! このLIFE TIME、そもそもは現社長の久保田氏が大のJAZZ好きで、ご自身も演奏をするところから生まれたお店で、毎週木曜日はご自身のバンド「久保田隆トリオ」が出演。この日は3500円でライヴを見ながら2ドリンク(または2フード)付きと、快感な夜が過ごせると大評判。その他、すでに年内には秋吉敏子、ジェイムス・カーター、北村英治、アキコ・グレース、マリーナ・ショウ、中本マリなど、大物アーティストも続々登場の予定。チケットなど詳細はお店までお問い合わせを! 大人なJAZZと心と身体に優しい自然派ワインのコラボレーション、ぜひともお試しあれ! ・写真のディナーセット(2〜3名様向き)…オードブルからデザートまで。パスタ・ピザはメニューから2品チョイス。¥5000 ・グラスワイン¥900〜 ボトルワイン¥4200〜 ・カプレーゼ¥800、本日のカルパチョ¥1000、合鴨の炙り¥1200 ・GARDEN CAFÉ「LIFE TIME」 〒420-0852静岡市葵区紺屋町11-1 浮月ビル1F TEL&FAX:054-250-0131 営業時間:火〜土曜日12:00〜17:00(L.O.16:00) 18:00〜24:00(L.O.23:00)      日曜日:12:00〜19:00(L.O.18:00) 定休日:月曜日(祝日の前日は平日通り営業)