4
Avr

ParisにもSAKURA

私は桜が大好きです。 日本の皆さんが、桜満開の下で花見をやっている風景にノスタルジーを感じてます。 この季節は日本がいい。 フランスにも桜があります。 私の住んでいる近所の八重桜が咲いています。 この公園にはフランスの象徴的動物“ニワトリ”の銅像があって八重桜が周りを飾っています。 やっぱり桜は日本人である私の心に何か響いてくる。 季節の変わり目にパーッと咲く華やかさに、これから、やるぞ!というエネルギーが湧いてくる。 ★FBで桜情報の写真を載せてくれる皆さんに御礼。いつも楽しく見させて頂いております。

26
Fév

南仏最後のVINI SUDワイン見本市の閉幕                Au revoir, Vini Sud !!

1990年台に前半に始まったVini sud、地中海沿いの葡萄産地のワインしか参加できない。 来年からはVINI VISIONという名に変更されてPARISで開催されるそう。    90年台、まだ自然派ワインなんて呼び名も殆ど知られていなかった時代だった。 ビオも自然派も一般人にもプロの世界でも遠い存在だったころに、Vini Sudが始まった。 当然、普通の醸造家ばかりが出展していた。 それでも、美味しいワインを造る鋭い醸造家はすでに自然な栽培、自然な造りに近いことをしていた人達がいた。 私はこの見本市で、どれだけ多くの醸造家との出逢いがあっただろうか。 もう25年も付き合いが続いている醸造元がある。      ★自然派だけが美味しいワインではない。 VINI SUDはビオもいれば普通のワインもある。 大手企業も沢山いるが、とても飲めないワインも多い。 でもよく探せば、かなり自然な造りをやっている小粒な醸造家もいる。 自然派グループに入っていなくても、ビオ栽培、自然栽培をやりながら、自生酵母のみでSO2添加が少ない造り手もいる。 何より、彼らのワインは価格的に安いものが多い。安くて美味しいワインは大切だ。 私は、頭を白紙に戻して、このVINI SUDの醸造家のワインを試飲して周ることにしている。 ラングドック地方の中でもあまり知られていなCôtes de Thongue コート・ド・トング地区が面白い。      時々、驚くような美味しいワインに出逢う。そして、価格がリーズナブルに安い! 貴重なワイン。 しかも、Vini Sudで出逢う美味しいワインを造る人は、人間的にいかにも南フランスらしい陽気な農業者の人が多い。 今年も素晴らしい人達と出逢った。そして、長い付き合いの逢いたい醸造家とも再会しました。

23
Fév

L’Irreel リレール見本市 (Montpellier)

Ecrit par Takeshita Masaki 本日からモンペリエ周辺で自然派ワインサロンスタートしましたが、今日明日でメインのサロンが3箇所あり、全てを回りきるため、試飲会スタートから猛ダッシュ試飲です。     まずは、もうすぐ来日、イヴォ・フェレイラが中心となって主催のL’irreelリレールに訪問。 最初の試飲は、今や通称モナムーの岩ちゃんのスタンド!かなこさんが、この日の為に作った 勝負Tシャツが凄い! アムール溢れるスタンド(^^)。 「和」と名付けられたピノ・ノワールは絶品! 今や自然派ワイン生産者としてサロンに出展できるまでになった岩ちゃんに拍手!     昨年のBMO20周年記念イベントで来日のゲシクトのアルノー、クロ・マソットのピエール・ニコラとは日本での懐かしい話しに花を咲かせながらの試飲。 いつでも安定の美味さのゲシクト。 クロマソットの2017はマセラシオンを短くした影響で、今までとはまた一味違うエレガントなワインに! これまた3月来日予定のドメーヌ・ル・ブ・デュ・モンドのエドワーは頼もしい息子とともに。 オリビエ・コーエンの友人の造り出すRedというキュヴェが、これまた凄い!   スペインからアンフォラおじさんと、シェラネバダ山脈の麓、標高1000メートルのぶどう畑でワインを造るボデガ・カウゾンも美味い!     ミュスカデの自然派、新ジェネレーション、レミ・セデス美味し! ガイヤックのボワモワセは息子が一緒にワイン造りを始め、ワインの品質が更に高くなった。美味し!    南ローヌのレ・マウは、変わらず南らしからぬ清涼感を持ち合わせるエレガントワイン。 サルナン・ベリュは、ミネラルという1本芯の通ったワイン。     新たな若手ヴィニョロンも多く参加! 活気溢れるサロンにて、気がつけば、すでに16時に。。。まだ全部試飲できてなーい。 でも、もう次にも行かなきゃ。。。試飲マラソンです(^^)。時間がたりないー。 筆:竹下

1
Jan

自然派ワイン試飲会BUVONS NATURE 台北、打ち上げは大切!-NO4

Buvons nature à TAIWAN 自然派ワインを愛する台湾の人達が自分の好きなワインを持ち寄って、皆で盛大に打ち上げ。                         ありがとう、感謝! REBECCAさん。 多くの楽しい人達と出会うことができました。 自然ワインといると楽しい人達が集まってくる。 来年は、凄いことになっているだろう!楽しみだ! 自然派ワインに国境はない。 自然派の拡大に拍車がかかる。燃やせ!PASSION!! 燃えろ!PASSION!! パッションの人REBECCA.

30
Déc

自然派ワイン試飲会 BUVONS NATURE            ビュヴォン・ナチュール台北-NO3

Buvons nature a TAIWAN レベッカさんは多くの人から愛される特殊能力を持っている。 色んな能力を持っている人達が応援に駆けつけてくれていた。 台湾のソムリエール・コンクールで2年連続優勝しているケニーさんも手伝ってくれている。 いつもニコニコと元気なケニーさん。ケニーさんも2か月前にフランスにやってきました。       日本からも、なんと大阪の今尾さん、と福岡の黄チャンがが応援に駆けつけてくれました。 そして、あの世界中の人から人気のあったシンガポールのレストラン(アンドレ)でシェフ・ソムリエをやっていた日本人、 長谷川さんもやって来てくれました。   他、色んな方たちとの出逢いがありました。 ワインは人と人を繋げる。     レベッカさんのお母さんと家族も応援に駆けつけてきたくれた。      台北在住の日本人、加藤さんは幸運にも最高賞のワイン、1ケースが当たった。   素晴らしい雰囲気の試飲会でした。台湾の将来が楽しみだ。

30
Déc

自然派ワイン試飲会 BUVONS NATURE            ビュヴォン・ナチュール台北-NO2

この素晴らしい試飲会を企画したのはこの人。 情熱あふれる女性Rebeccaレベッカさんが中心に企画。    今年はもう一人、強力な助っ人が登場。Monsieur Lin.フランス語を流暢に話しフランス事情に詳しい。 真面目で真っ直ぐな人であり、ライターでありながら完全独立にている貴重な人。   この中華圏きってのワインライター、作家でもあるLINさんが活躍してくれた。 LINさんはもう何冊もワインの本を出している台湾のオピニョン・りーダーであり、台湾ではワインの第一人者でもある。 そのLINさんが自然派ワインのことを積極的に評価していることは、実に大切なことである。 普通、日本もフランスも有名なワインライターは大手有名ワイン企業より援助があり、自然派ワインについては、あまり語らないのが通常。 LINさんは、頻繁にフランスにも来て現場をみている。栽培・醸造現場で実際に起きていることを知り尽くしている。 だから、もう自然派を無視してワインを語れないということを知っている貴重なリーダーでもある。 レベッカさん、Linさん、この二人に共通しているのは、毎年フランスにやって来ていること。 フランス葡萄園事情、現場をよく知っていること。 Linさんは、今年4月にやって来て、数カ月に渡ってフランスの葡萄園を周って取材している。 一部、私も同行。 独立した立場で、率直に真実を語るLinさん。私はLinさんを尊敬している。    レベッカさんももう何回もフランスに来て現場を見ている。 素晴らしい生き方をしている醸造家達を見て、感激して、何とか台湾に広めようとして、 インポーターを設立したのだ。 オリヴエ・クザンでは、ピジャージを経験。ラングロールへも毎年訪問している。 マルク・ペノでは収穫を体験。 3年の年月かけて、今日の試飲会がある。感無量である。       

30
Déc

第二回自然派ワイン試飲会 BUVONS NATURE           ビュヴォン・ナチュールが台北で盛大に開催-NO1

11月25日に台北中心街で開催。 約200名に近いワイン・プロフェッショナルな人達とワイン愛好家が集まった。 入場券は数カ月前、販売開始したら即完売。会場の広さの関係でこれ以上は不可能だったので人数制限した。 会場さえ広ければ倍以上の人が集まったことだろう。    台湾で有名なワイン作家、リンLINさんによる自然ワインのレクチャーもあり。 クリスト・パカレと私もフランス事情、自然派ワインについて語らせて頂いた。      第一回目の昨年とは、ガラリと違う雰囲気。ホワッとした暖かい空気が流れていた。 自然派ワインを愛する人達が着実に増えているのを感じた。 昨年は、テースティングをしながら “自然派ワイン”で何だろう?疑心暗鬼って感じだった。 今年は、本当に楽しんでいる愛好家、プロの人達も楽しみながら試飲する人達が多かった。 自然ワインの美味しさに気がついてしまった人達、そう、もう後戻りできない人達が着実に増えている。       

30
Déc

第二回自然派ワイン試飲会 BUVONS NATURE                ビュヴォン・ナチュールが台北で盛大に開催

この人、情熱あふれる女性Rebeccaレベッカさんが中心に企画。 今年はもう一人、強力な助っ人が登場。 ワインライター、作家でもあるLINさんが活躍してくれた。 LINさんはもう何冊もワインの本を出しているオピニョン・リーダーであり、台湾では第一人者でもある。 そのLINさんが自然派ワインのことを積極的に評価していることは、実に大切なことである。 普通、日本もフランスも一般のワインライターは大手有名企業より援助があり、自然派ワインについては、あまり語らないのが通常。 LINさんは、時々、フランスにも来て現場で実際に起きていることを知り尽くしている。 だから、もう自然派を無視してワインを語れない、ことを知っている貴重なリーダーでもある。 最近、フランスでも一般ワイン雑誌のライターも積極的に自然派ワインのことを取り上げるようになってきている。 本当に時代が変わって来ているのを実感する。    台湾のこれからの自然派ワインの発展に、絶大な貢献をしてくれている二人である。

30
Déc

台湾、いよいよ中華文化圏に自然派ワインが!!

いよいよ本日、台湾にて自然派ワイン試飲会“Buvont Nature”ビュヴォン・ナチュールが開催される。 それに先立って、昨夜は前夜祭、レベッカさんとその友達と中華料理とVin Natureのマリアージュを楽しんだ。    2年前より自然派ワインを台湾に輸入する会社C’est le Vin セ・ル・ヴァンを設立したレベッカさん。 台湾での自然派ワインを広げることに熱いPASSIONを燃やしている。 昨年、第一回のの自然派ワイン・イベント“Buvont Nature”ビュボン・ナチュールを開催。 今年は2回目、4社のインポーターと合同で開催。     私は前日に台湾にはいってきた。台湾料理と自然派ワインは完璧なマリアージュを体験。 台湾ソムリエール・コンクールで2年連続優勝したKennyケニーさんも合流。 台湾では、若手のソムリエさん達は、自然派ワインに対するみょうな偏見が全くない。 昨年の第一回自然派試飲会でも多くのソムリエのプロ達が手伝ってくれた。 台湾には健全に広がっていく素地ができている。    いよいよ、本格的に中華文化圏に自然派ワインが導入された。これからが面白い。 どんな人達と出逢い、どんな風に広がっていくのか、ワクワクしてくる。    色んなタイプのワインを持ち込んで台湾系中華料理に合わせた。 ミネラル感タップリのドミニック・ドゥランの白と、南仏の赤ワインがよく相性が良かった。    特に抜群に相性が良かったのは、ミレンヌ・ブリュさんのカリニャン品種で醸すRitaリタは凄かった。 回転する丸テーブルに次々と料理が運ばれて、料理との相性を検証しながら楽しんだ。 最高のひと時だった。    台湾では第一人者のソムリエのKennyケニーさんの真剣に料理との相性を研究していた。 彼らは世界中の超一流レストランで自然派ワインが供されているのを知っている。   

20
Déc

自然派ワインで人と人が深く広く繋がっていく!

ボジョレ・フェア/Christophe Pacaletクリストフ・パカレ ワインを中心に造り手クリストフ、売り手・オーリック社、そしてワインを愛する愛好家の人達と繋がっていく。 心地良い、プラスの喜びの波動が広がっていく。素晴らしいことだ。 こんな素晴らしいワイン会を開催してくれたオーリック社に感謝。 体が大柄で、心も大きいオーリック濱田社長、ありがとうございました。小柄な私に合わせて頂き記念撮影。 次回はフランスでの再会を約束。ボーヌにてお待ちしております。 最後に素晴らしい会場を使わせて頂いたマルヤガーデンズの柳田様、ありがとうございました。 打ち上げも大切! 鹿児島、種子島出身のCPVの竹下君も地元で水を得た魚。 橋元さん、藤元さんはもう私達のファミリーのようなもの。有難うございました。 鹿児島にも美味しい魚介類があります。魚の煮つけは最高でした。勿論、焼酎で楽しみました。 BMOの聖子さん、お疲れさまでした。Merci Christophe .

12
Déc

Coinstot Vino コワンスト・ヴィーノでは醸造家呼んで      試飲会開催 NO1

数週間前の10月に10社程の普段からこのビストロで主力ワインとして扱っている醸造家達を集めて試飲会を開催。 美味しいワインを醸すそうそうたるメンバーが揃いました。 こんな凄い醸造家が集まれば、自然派ワイン大好きなパリジャンも大勢集まった。    コワンスト・ヴィーノの人気は勿論、オーナーのGuillaumeギヨムのワインの選別眼による。 それと、あのケヴィンが入ってから一段とワインの選択も充実してきて、かなりレベルアップしている。 この二人が合体してからはサーヴィスにも心地よい効果が出ている。 勢いのギヨム。静かなケビン。最近のコワンスト・ヴィノには、動と静の素晴らしいバランスの空気が流れている。      収穫、醸造が終わった10月に皆、息抜きも含めてパリにやっていた醸造家達。 ★Bruno DUCHENE ブルノ・デュシェンヌ醸造★ ルシヨン地方からはBanyulsバニュルスの9cavesを立ち上げたリーダーのブルノ・デュシェンヌ、 バニュルスのシスト土壌の南とは思えないほどの爽やかさを持ったワインを醸すブルノ・デュシェンヌ。   ★Clos Leonine クロ・レオニヌ醸造★ そして、バニュルスの隣村Argelesアルジュレス村からは、Leonin レオニン醸造のステファン・モラン 2005年に醸造所立ち上げた。花崗岩土壌からセミ・マセラッション・カルボニック醸造で醸す軽快で爽やかさなワインを醸す。もう一つのパッションは音楽、ギターとドラムをこなすステファン。    ★Le Bout du Monde ル・ブー・デュ・モンド醸造★ 同じくルシヨン地方の山からは、Le Bout du Monde ル・ブー・デュ・モンド醸造のエドワード・ラフィットも来ていた。 ローヌのカーヴ・エステザルグ農業組合にて醸造長を経験して、師匠のジャン・フランソワ・ニックを追って2005年にルシオン地方にやって来た。典型的な自然派ワインの果実味が全面にでた飲みやすいワイン醸す。       ★Domaine du Possible ドメーヌ・デュ・ポッシブル醸造★ ルシヨン地方の山の上に畑。エドワード・ラフィットと元農協の建物を共有するロイック・ルール。シスト、グネス土壌から超自然な造りからスーット体に入っていく美味しいワインを醸す。願いがすべてかなうように、ドメーヌの名前はPossible。    

8
Oct

自然な造りに賭けて7年目に突入、さらに改良・工夫が続く

Remi Dufaitreレミー・デュフェートル レミーの絶妙なリーダーシップ。 レミーの収穫人の年齢層は若い人が多い。 チョット、強面の顔のレミーは若い人達の統制が上手だ。 蔵の中庭には、大きなテーブルを設置し、仕事が終わると皆で生ビールを飲めるようにしてある。 厳しい指示と、柔らかな交流を合わせながら、収穫をすすめている。 若い人達の動きも機敏で、適度の緊張感をもって仕事をしているという感じ。 今年の最も素晴らしいことの一つは、収穫後,直ちに発酵槽に入れられることだろう。 気温が低いので雑菌が繁殖の危険性がすくない。酸化防止剤(SO2)を醸造中に混入しない自然な造りには大切な事である。 何故いれない?勿論、畑で育った自生酵母のみで発酵させるから。いれると自生酵母の一部が死んでしまうから。 レミーの発酵槽はコンクリート槽が多い。2つのトロンコニック型の木樽槽が設置されている。 コンクリート槽は外気の影響を最小に抑えることができる。 木樽は醸造中から木目をとうして酸素に慣らすことができる。つまり還元を抑えることができる。 ホワッとした柔らかなタッチに仕上がりやすい。 今、このレミーの醸造所には何億という自然酵母が働いている。目には見えないけど、途轍もないエネルギーが発生しているのである。発酵は色んな微生物との接触のなかで、微生物学+物理学的世界の中で進んでいる。 すべてを人間が管理しようという発想から酸化防止剤(SO2)を混入して、直接必要のない微生物を殺して危険性を避けているのが、現代の一般的ワイン醸造界だ。 企業化して絶対に失敗を許されない状況下では、経営面からみれば決して悪いことではない。 でも、楽な方法では必ず失うものがある。美味しいワインはできても。感情まで使わってくるようなワインはできない。 リスクを負いながら色んなやさしい風味を備えたトビッキリ美味しいワインを造ろうとしている人達が私は好きだ。 ホントウの美味しさの中には諸々の微生物の力も関係しているのは当然のこと。 微生物とも共存しながら、改良と工夫を重ねている2017年のレミーのワインが楽しみだ。

8
Oct

レミの収穫2017年戦略

Remi Dufaitreレミー・デュフェートル レミーの畑のある位置はジャンクロード・ラパリュ畑に近く、ほとんど隣接している区画が多い。 ラパリュといえば、毎年、ボジョレで最も早く収穫を開始することで知られている。 つまり、特殊な立地である。 コート・ド・ブルイィ山の南に位置して、北からくる冷気が遮断されて、気温が他より暖かくなっている。 だから、葡萄が熟すのが、他より早い。 レミーは8月末に収穫を始めた。 乾燥している上に天気がよく、葡萄が熟していたのである。これ以上、時間が経つとアルコールが高くなり過ぎる恐れがあった。 しかし、レミーは雨が降る予感がしていた。 収穫を急ぐことなく、最も熟しきっている区画の収穫を始めた。 最も良い区画の収穫は、雨を待つことにした。 9月初旬に雨が降る予報がでていたからだ。 予想通り、9月初旬に雨が降った。しかも、理想的な量の雨が降ったのである。 レミーは微笑んだ。自分の描くスタイルには、どうしても一雨必要だった。 雨の水が地中に入って、根っ子が水分を吸い上げるのに48時間はかかる。 レミーは収穫を一時中止した。 根っ子が水分を葡萄に供給するのを待つことにした。 何故なら、一部の区画の葡萄は、乾燥の為シワシワになってしまう程だったからだ。 レミーが狙っているスタイルにするには、チョット濃縮し過ぎていた。(左) 結局、収穫を待った区画の葡萄は水分も必要な分を吸収した。 そして、朝の気温が下がり、収穫後冷やさないでダイレクトに発酵槽に入れることができた。 今年もほぼ理想的な収穫ができたと云ってよいだろう。 最初の収穫したものと、後半に収穫したものを最終的にどうするか、ワインができた段階で決めるのだろう。

8
Oct

ボジョレの若き存在感のある、Remy Dufaitreレミ・デュフェイトル

レミー・デュフェートルは自然派のワインを造り初めて7年、まだそんなに時間が経っていないにも関わらず、驚く程ハイ・レベルな品質のワインを造りだしている。 どことなく、ジャン・フォワラールのそれに似てきた。 それもその筈、14歳で父を亡くしたレミーにとって、ジャンは尊敬すべきお父さんのような存在であり、ワイン造りの師匠でもある。 ここ7年ほど、毎日の如くに会っている。公私ともにファミリーのような存在となっている。 2000年に巡り逢って、ジャンを目標に工夫に工夫を重ね2016年産は誰もが驚くハイレベルな境地にたどり着いた。 Les Prémicesプレミス16年は、新たな境地、つまりジャンから離れて自分独自のスタイルを造りあげたワインだ。 今年の4月、ボージョロワーズ試飲会では、多くのプロフェッショナルが、プレミスのスタイルと品質に感嘆した。 軽快なスタイルの中に、細いミネラル感がスーッと伸びていく心地よさに皆酔いしれた。 レミーは、ジャン・フォワラールの他に二人、影響を享けた醸造家がいる。 一人はロワールのティエリー・プゼラ、そして近所のジャン・クロード・ラパリュである。 この軽快さ、酸、ミネラル感は、明らかにこの二人のワインのイメージに一致するものがある。 特にジャンクロード・ラパュのオー・フォルトには通じるものがある。 造り手が、造りたいワインのイメージを描きながら意志をもって栽培の段階から醸造まで目指すことはよくあること。

7
Oct

2017年 Damien Coquelet Nouveau                             ダミアン・コクレ・ヌーヴォー!!

Damien COQUELET ダミアン・コクレ2017年モルゴン村-NO3       ダミアン・コクレ・ヌーヴォーは別の区画、平地で粘土質がチョット混ざっていて水分も保水できていて、スクスクと育って、健全な状態で収穫することができた。 ダミアン 『今年のヌーヴォーは力強いスタイルになりそう。過去でいえば2009年に似ているかも。 期待してください。』 今年のヌーヴォーは、ダミアン・ヌーヴォーも期待できますよ!! 今、アメリカで人気沸騰のダミアンFou du Beaujo フー・デュ・ボージョも美味しいよ!! 軽快な果実味、締まった酸、冷やして魚類でも合う、トマトソースのイタリアンにはピッタリ!! 冷蔵庫で冷やしておいて風呂上りに、キュッとやっても美味しいよ!!        今日はフルーリーのビストロでダミアンとアペリと昼食を楽しんだ。 いつも愉快なダミアン。 ダミアンのこの明るさもテロワールの一部。    

6
Oct

ダミアンの収穫開始は、ボジョレでは最も遅い9月13日

Damien COQUELET ダミアン・コクレ2017年モルゴン村-NO2 ジョルジュ・デコンブ一家の一員のダミアン。長年お父さんと一緒に働きながらワイン造りを勉強してきた。 デコンブ家では葡萄はキッチリ熟してからの収穫が基本。今年はお父さんのデコンブと同じ9月13日に開始した。 9月初旬に降った雨のお蔭で、乾燥し過ぎていた葡萄実に水分が供給されて、光合成が活発になってしばらく時間を置いての収穫となった。雹による自然な青刈りとなって葡萄の房が少ない。 雹のショックで熟成がストップしていたので酸が残っている。 ここで収穫を遅らせて果実味、ポリフェノールが理想的に熟すのを待った。 雨から10日間ほど遅れて収穫を開始した。 もともと、ダミアンのスタイルは、果実味がタップリあって、タンニンも比較的しっかりしながら酸がビシっと利いている素晴らしいスタイル。 今年は、このスタイルがより強調された酸と果実味の熟度の差が大きく凹凸がハッキリしたスタイルになるだろう。 楽しみなミレジムになりそう。 今年も去年と同じポーランド人ファミリーが家族総出で収穫に来てくれた。 25名で約1週間ほど続く。 ポーランド家族のリーダーが先陣で収穫指導をしながら進めてくれるのでダミアンも安心。 雹の直後は全滅と思っていたコート・デュ・ピィが50%ほどのマイナスで済みそうなので、 やや安心のダミアン。 あの絶望の時は、ここまで回復できるとは思わなかった。 葡萄の生命力は凄いものだ。 独立して10年目にして、また新しいことを学んだダミアン。 ますます、これからが楽しみな醸造家だ。