Avr
VINITALYレポ−ト
ヴィニタリ−訪問はこれで3回目となる。 今回の訪問目的はヴィニタリ−会場への訪問より、その近辺で実施されている自然派ワイン試飲会への訪問がメ−ンである。しかし、初日はヴィニタリ−会場を訪問してジェネラルな現場情報収集と何社か出展している知り合いの醸造元への訪問となった。 イタリアはセンスが良く、カフェが美味い!! それにしても、センスの良いイタリアの各会場のポスタ−やパビオン造りには関心してしまう。 まるで葡萄園を歩いているのでは、と錯覚に落ちいってしまうほどだ。 ヴィニタリ−の難と云えば、ホテルが少なく近所には予約取れないことと交通渋滞だ。交通渋滞を避けるために、朝7時に出発して会場近くに駐車を確保して、会場横のカフェでゆっくり朝食を取りながら開場を待った。我々と同じ考えの外国人バイヤ−がこのカフェに集まっていた。 まず、一番に驚いたのは、イタリアン・カフェの美味しいことだ!ダブル・エクスプレッソを3杯もお替りしてしまった。ワイン試飲前にコヒ−は良くないのは分かっているけど、あまりの美味しさに我慢できなかった。しかしパンはなんてまずいのだろ?パンはやっぱりフランスが美味しい。 一般ワイン見本市の価値—自然派ワインの位置づけ再確認 ボルド−のVINEXPOにしてもVINITALYにしても、ワインを中心に世界中から多くの人が集まってくる、このパワ−と活力溢れる雰囲気が私は大好きだ。ワインにはそれだけの魅力とパワ−が備わっているのだ。 自然派ワインだけがワインではない。ワイン全体の中の自然派の位置づけを確認する為にも、このような 見本市に参加することは大切なことである。 小さな自然派ワインの中だけに閉じこもっているとセクト的な発想になってしまう。とくに排他的になってしまうのは危険なことである。 だから、私はこのような見本市に来たときは、今までの自分の経験をなるべく白紙の状態にもどして、ワインと対面することにしている。初めてワインに接した時のことを思い出すことにしている。 その中に新しい発見や気づきが必ず毎回感じられる。そして、あらためて自然派のワインの事を見つめなおすとまた違った自然派ワイン観が出来上がる。より自然派ワインの位置づけが明確になる。 自然派ワインの悪いところも発見できる。自然派ワインのすべて良いわけではないことが認識できる。 これは実に大切なことなのである。 このような見本市でも、意識しないで自然に造っている農家のワインに時々めぐり合うこともある。 そのような農家の人物の素晴らしさに驚愕することがしばしばある。 ナチュラルにナチュラルな人物とワインは意外とこのような見本市でないと発掘できない。 自然派ワイングル−プに属している人達の中には、すでに“驕り”や“高慢”な人物も出だしている。 私は高慢ちきで、歪んだ人間が造るワインより、ナチュレルにナチュレルな人物が造るワインの方が好きだ。 より健全なワインが多い。 ソムリエ協会名古屋支部長の牛田氏 シシリア館に入ると20年来の付き合いのある牛田氏を発見。 美人オノログのワインを試飲していた。 牛田氏が10年前より輸入しているワインだとのこと。 シシリアワインにしては酸がキッチリ乗っていて素晴らしいバランスのワインだった。 そして、やはり牛田氏が輸入しているもう一つのシシリアの蔵元に一緒した。 お祖父さんが一代できづいた醸造元だ。畑仕事が大好きで今でも毎日畑に出ている。 『俺の村では俺が初めて瓶元詰めしてワインを売りだしたんだ。周りの者は、あいつは頭がいかれてしまった、と俺のことをバカにしていたよ。でも今では皆、瓶詰めして売っているよ。』 人生の深みが彼のしわ顔に出ている。 牛田氏が日本のワイン雑誌にここのワインが紹介されている写真を見せたら、『俺の写真が載っていないよ!』と大笑いする、屈託のない人柄に魅了された。なかなか、できない笑顔だ!! 今は美人娘夫妻が引き継いでいる。 私はこんな人達の造るワインが好きだ。 ワインにお祖父さんの人生模様がうかがわれる。 そして、美人娘に引き継がれた健全さが詰ったワインだ。 シシリアに行きたくなった。 ワインに興味のある方はLE BOUCHON ル・ブッションまで問い合わせください。 TEL-0572-67-1139 USHIDA 比較的安くて健全なワインの探索 牛田氏と別れて数社を試飲するもこれと云った特筆するものなし、昼食をサンドイッチで済ませて午後の部に突入。 イタリアのビオ専門農協グル−プを訪問。 自然派では、価格が急騰している昨今。 比較的安いビオワインが必要とされている。 そんなワインを開発するには絶好のチャンスである。 ビオの公式認証を持っていて美味しいワインを探すのは 以外に難しいのである。 自然派ワインを取り組んでいる小売店やレストランでも 安くて健全なビオで美味しいワインが必要なのだ。 探すこと2時間やっとそんなワインを発見!! 輸入者募集である。 人物発見 F・ルカ氏 […]