21
Août

原点は畑、VERGEヴェルジェのテロワールを観る

【Gilles et Catherine VERGÉジルとカトリーヌ・ヴェルジェ】NO5-  Avec Madoka KIKUCHI 庭園のような小さな葡萄園。 宇宙と繋がっている小宇宙空間、テロワールのエネルギー、石英石を多く含んだ石灰質土壌、 ミクロ・クリマ微気象、これらをピュアーに投影した液体。   やっぱり、畑がすべて! そして、この人….. Gilles の Pensée思考、Passion情熱、そして、Patience忍耐。 そして、このワインを飲み手に案内する人達、そして最後に、笑顔で楽しんでくれる皆さん、 すべてが繋がっている。    Essentiel c’est la vigne, le terroir La vigne de Gilles et Catherine Vergé est comme un jardin, un microcosme lié à l’univers. Energie du terroir, sol calcaire quartzifère, micro-climat. Son vin est un reflet pur de tous […]

21
Août

10年以上も時間をかけたヴェルジェの二人の渾身の          作品・テースティング

【Gilles et Catherine VERGÉジルとカトリーヌ・ヴェルジェ】NO4-  Par Madoka KIKUCHI ★コトーデカール 2007 香ばしい香り。鉄分を感じる。酸化のニュアンスはない。飲んでも香ばしい。酸と果実味のバランスが抜群に良い! 後味にフレッシュな果実味がキュッと口内に広がる。この畑が一番の古木が植わっている。 もう百歳近い。もと海底だった頃のアンモナイトや化石が埋まっている。   ★レカール lot 0205 華やかな香り。滋味深い。まるで上質な出汁を味わっているよう。チーズとの相性抜群!    共通して言えることは香りのインパクトに対して飲み心地が素晴らしく優しいこと。香りで熟成を感じても口に含むとどこまでもフレッシュなのだ。 彼らが拘り抜く理由がそこにある。 発酵熟成に時間をかけることは危険を伴うこと。収穫した葡萄が健全ということだけでは上手くいかない。全てを失う可能性がある。それでも このやり方を続けるのは、いつまでもピュアなフレッシュ感をワインにもたらせるため。 こんな生産者は他にいない。だからこんな味わいはやはり他に無い。唯一無二の味わいと言える。 飲み疲れない。むしろ飲み続けると元気になっていく この液体を是非体験してほしい。 ※上記に記載のアイテムが今月リリースしたアイテムです Gilles et Catherine Vergé: Tasting chef d’oeuvre plus de 10 ans ★Coteaux des Quarts 2007 Le nez savoureux, mineral, pas de nuance oxydée. La bouche fruitée, une bonne harmonie avec […]

21
Août

カトリーヌとジルの人生を賭けたブルゴーニュの                   テロワールをテースティング

【Gilles et Catherine VERGÉジルとカトリーヌ・ヴェルジェ】NO3-  Par Madoka KIKUCHI 彼らのワインのヴィンテージはlotで表記される。 lot 0205だったら2002年に収穫した葡萄で2005年に瓶詰めを行なったという意味。 だいたい発酵と瓶詰めまでの熟成に3年以上かける。低温密閉でゆっくり発酵させるのが 彼らのやり方だ。 しかし あんな小さな蓋をほぼ一瞬年2回あけるだけで…,いづれlot表記の他に何分タンクの蓋を あけたかという新しい表記がエチケットに加わったりして…。それはそれで面白いな。なーんて。 2017年のビュルアゼロから  彼らの2017年はここに全てが詰まっている。      この貴重な泡を頂いている時にジルが面白いことを教えてくれた。飲み終わった後のグラスの香りを 嗅いでごらん。こうしてグラスを下に振って液体を落とし乾かすんだ。そして匂いを嗅ぐ。 この香りが、このワインが熟成した後のワインの香りなんだ。こうすると今後このワインがどんな風に 変化していくかが分かる。 甘いバニラのような香り。泡は細かく優しい。心地よい苦み。リッチ感がある。 全ての畑の葡萄をブレンド。 飲んだあとの香り…めちゃくちゃ美味しくなる!!! 抜栓後も白濁していき旨味が増して美味しくなる。 ルバレーズ lot 1417 香りキノコ。潤っている森。香りからも塩味を感じる。出汁。口に含むとスムーズ。水のよう。 76歳のシャルドネ。 化石を多く含む粘土石灰質土壌。アルコール発酵に2年かける。その後1年熟成。     レカール lot 1117 色は黄金色でキラキラしている。これも森の中の葉にしたたる露を思わせる香り。 口に含むと溜息。 シェリーのようなニュアンス。1921年に植えたシャルドネ。   レカール lot 1016 香りのインパクトあるのに口に含むとなんて優しいの! 妖艶な香りに魅せらた。 これも発酵だけで2,3年、発酵と熟成に6年間もかけている。     Gilles et Catherine Vergé: Tasting Vintages Leurs vintages sont […]

20
Août

自然派組織で最も厳しいS.A.I.N.S.を主催する二人、          一切の妥協を許さない!!

【Gilles et Catherine VERGÉジルとカトリーヌ・ヴェルジェ】NO2–  Par Madoka KIKUCHI 彼らが主宰するS.A.I.N.Sは、SO2を一切使用することなくワインを造る生産者のグループ。条件はそれだけではなく、自らが所有する畑からのみワインを造っている生産者でないと仲間に入ることを許されない。グループに属する生産者がネゴスを始めた場合でも、すぐに退会を言い渡される。 それは昨今のフランス各生産地にとってはブルゴーニュに限らず非常に厳しい条件で、メンバーの数は年々減少している。現在14生産者。 それでも二人の思いは強く一切の妥協も許さない。    そんな彼らにも 買い葡萄でワインを造ることを勧める相手がいた。 二人の息子ジャンマリーだ。 2009年からワイン造りを始めた彼は幾度となく霧や雹などの被害に遭い、いきなり厳しい現実を突きつけられた。 2012年には一度ワイン造りを断念し借金を返すために近くの工場で働き始める。 母親であるキャトリンヌは私たちにこう言った。「ジャンマリーは苦労した。今でも苦労している。借金を返すために工場で働いている。それでも彼が造るワインはとびきり美味しいの!とびきりに!」 2015年には両親の勧めで買い葡萄でワインを造った。 それがT’inquiètes M’man! ママ心配しないで!… その味わいはピュアで独創的。天才的なタッチでガメイのキュートな果実味を表現した。 私たちが輸入元となり日本にも入荷した。 魅力的ではあったが決して買い求め安い価格ではなかった。 安くないでしょ?私たちのワインもそう。でも命をかけている。生活をするために切り詰めている。畑仕事に手を抜いたことは無い。妥協もしない。 だから理解してくれる人たちがワインを買ってくれれば良い。 キャトリンヌの言葉には説得力があった。 35年間働いてきた。ジルは64歳になった。疲れてきたけど一番大切なのは畑!という想いは変わらない。 自分たちに対しても妥協を許さない厳しさが常にある。頑なにみえる拘りも借金を返すために工場で働くという現実といつも隣り合わせだ。   2017年は雹害でほぼ全滅だった。 所有する畑の葡萄90%を失った。 樹の元の雹にあたらなかった部分の葡萄のみを収穫し、ビュルアゼロ(彼らが造る唯一のペティヤン)にした。 収穫がゼロになった時は在庫していたワインの値段を上げないと生きていけない。畑も売ることになる。とても深刻だ。 全ての醸造は琺瑯タンクで行われる。密閉しているのに酸化のニュアンスがあるのはなぜ? ジルは天体とくに月と地球と生体についての学者でもある。タンクの蓋を年に2回一瞬だけあける。それが回答。 実際にその蓋を見せてもらった。なんと!直径10cmくらいのまるい小さな蓋だった。ジルは片手で回しあけてみせた。 年に2回のタイミングというのは新月になる直前、重力が一番強くなるタイミングに人間でいうと治癒力が下がる。酸化が一番進み速度が上がるタイミングがあるという。 蓋をあける長さは、どれだけ酸化させたいかによる。3,4分の場合もあれば2009年に関しては15分間あけた。 時間も場合によるので、そのタイミングが深夜2時になることもある。     Organisateurs de S.A.I.N.S.Vin Nature, Gilles et Catherine Vergé, Aucun compromis!! écrit par Madoka KIKUCHI […]

20
Août

ブルゴーニュのテロワールをピュアーに表現!                    人生をかけている二人の信念 VERGE

【Gilles et Catherine VERGÉジルとカトリーヌ・ヴェルジェ】NO1–  Par Madoka KIKUCHI   ずっとずーっと訪れてみたかった場所。 マコンの生産者で一番、いやブルゴーニュ、フランス全土をみても、ここまでテロワールを表現するために生活をかけて挑戦し続けている生産者を他に知らない。その信念には少し異常さを感じるほど。 始めてワインを口にしたときから その液体が持つ不思議な魅力に取り憑かれている。 二人とは2年前、ロワールのオリヴィエ・クザンを訪れたときにバッタリ会って以来。 その時は偶然に遭遇出来たわけだけど、ロワールの試飲会レザノニムを終えた翌日で二日酔いにグッタリしていたキャトリンヌとは ろくに会話も出来なかった。 今回は万全で迎えてくれる。 ワクワクの気持ちを抑えきれなかった。 楽しみで仕方ない。 明るくてパワフルなキャラクターのキャトリンヌと温厚で物静かなイメージのジル。ガハハと笑いながら豪快に話すキャトリンヌに対しジルは お茶目に冗談を交えながら穏やかに語ってくれる。 二人はまるで夫婦漫才のようなやり取りで楽しく私たちをもてなしてくれた。ワインの話になると物静かだと思っていたジルが語る語る!それに触発されたキャトリンヌも真剣に想いを伝えてくれた。 Gilles et Catherine VERGE: Pureté du terroir en Bourgogne, leur conviction infinie écrit par Madaka KIKUCHI Le meilleur à Macon,ou plutôt en Bourgogne, voire en France. Pour exprimer la nature du terroir, ils s’exposent […]

18
Août

どこまでも透明感・ガメイの新しい側面見せてくれる                      Lapalu ラパリュ

Jean Claude Lapaluジャンクロード・ラパリュはガメイ品種のもつ可能性を教えてくれる醸造家。 ボジョレだから、 ガメイ品種だから、 赤だから、 何々だから、云々、という概念ほどいい加減なものはない。 造る人の“志”によって、全く異なるワインができうる。 ジャンクロード・ラパリュは濃縮感タップリの力強いガメイも造っている。 ガメイの可能性は偉大であることを我々に示してくれる。 ラパリュの赤は魚介類と合わせても素晴らしい相性を見せてくれる。 特にこの2本は凄い! Alma Mater アルマ・マテール (カメ仕込み) Eau Forte オー・フォルト    赤しか飲みたくない時も時々ある。 そんな時でも問題なく魚介類を食べられる。 二人でレストランに入って、一人がステーキ、一人が魚介類でも問題ない。      LAPALU qui montre une nouvelle façade du Gamay, une limpidité éternelle Jean-Claude Lapalu est un viticulteur unique qui nous apprend la capacité incroyable du Gamay. C’est parce que Beaujolais que le vin […]

14
Août

Passion de Pizza et Vin Nature “Roba Seria” à PARIS

パリの一区シャトレChateletにシンプルでトビッキリ美味しいイタリアンRoba Seriaロバ・セリア。 しかも、ワインは自然派の美味しいセレクション。 ピザの生地は煉った後、最低72時間以上寝かしておいたもの。 これが、スイスイ入ってしまうピザ。厚さ2ミリ、かなり、消化がいい! ピザでこんな感覚は初めて。 勿論、パスタはアルデンテ。 店長のヴァンサンは明るくて気持ちのいい青年。 ワインは私の大好きな Stephane Rocher ステファンの KGB があったのには驚いた。 アンジェのパッショネールが造るほぼBlanc de Noir . KGB Cabernet F, Grolleau Gris, Blanc 当て字で付けた名前。 カベルネ・フランを中心に3品種の混醸。 ステファンは普通のワインは造らない。これが最高の美味しい。 日本にはこれから入荷。      ヴァカンス時期というのに二階まで超満員! いいアドレスを見つけた。嬉しいね!

14
Août

大切な日本の街角のお酒屋さん、夏の人Madame Rose マダム・ロゼ!!

Madame Rose マダム・ロゼと呼ばれている女性がいる。浜松のESPOA GOTOのアキコさん。 ロゼを売らしたらアキコさんの右にでる人はいないでしょう。 日本でロゼワインが見向きもされない20年前から、和食にはロゼ、日本の家庭料理にはロゼが最適と集中してやってきた人。 流石のマダム・ロゼ。 プロヴァンスにも名前が聞こえてきた。Richaumeリショームのシルヴァンが今年の1月に浜松を訪問。   マダム・ロゼ、アキコさんは30人ほどのお客さんと和食屋さんでソワレを開いてくれました。 リショームのロゼと和食に合わせて頂きました。皆さん大喜びやら、大発見で大好評だった。    ホントに素晴らしいマリアージでした。和食とあまりにもの合性にシルヴァンも驚いていました。 マダム・ロゼ、その節はお世話になりました。最高のソワレでした。Merci beaucoup!    Un très important client ESPOA GOTO, Madame Rosé ! Elle s’appelle Madame Rosé. C’est Madame AKIKO GOTO du magasin ESPOA GOTO. Personne ne peut vendre autant de rosés que Madame Akiko!! Il y a 20 ans, au Japon personne ne […]

13
Août

夏だ!ロゼだ!

プロヴァンスだ! Domaine Richaume ドメーヌ・リショーム! 画家セザンヌが愛したあのサント・ヴィクトワールの白山の景色を見て育った葡萄達。 シルヴァン・オエッシュSylvain Hoescheファミリーの笑顔とAmoure アムールも入っている。      よく冷えたスイカを角切りにしてグラスの中に入れて食べると、真夏のデザート、おいしいよ!涼しくなるよ! ETE!! ROSE!! Provence!! C’est Domaine Richaume!! Les raisins ont grandi devant la Montagne Sainte-Victoire que un fameux peintre Cézanne adorait. C’est un paysage blanc magnifique!!! Les sourires de la Famille Sylvain Hoesch sont là, dans le Rosé. On met un morceau de pastèque bien frais […]

11
Août

Nostalgie à Morgon モルゴンでのノスタルジー

モルゴン村には、Marcel Lapierreマルセル・ラピエールが生存中よく顔をだしていたカフェ・バー兼 ビストロがある。 畑仕事が終わった頃、多くの醸造家が集まってきて、マルセルと話しをするのが楽しみだった。 料理が美味いわけでもないけど、気軽にきて皆でワイワイやるのが日課だった。 ある時はラピエール醸造の庭だったり、もしくはここAtlierアトリエだった。 ジャン・フォワラール、プティ・マックス、デコンブ、皆が集まっていた。 他の地方の醸造家もワイン関係の人達も夕刻になれば、皆ここにマルセルがいるので、とりあえず やって来た。 そんな佳き時代もあった。   時代が替わった今でも、仕事の後に、醸造達はここに来て一杯一緒にやる伝統が残っている。 そして今では、フランスの各地方にマルセルのようなリーダーがいて、夕刻になると皆が集まって 話しをする伝統が引継がれている。 Nostalgie à Morgon A Morgon, il y a un bistro café-bar où Marcel Lapierre venait souvent. Après le travail acharné dans les vignes, beaucoup de viticulteurs venaient boire et parler avec Marcel. C’était leur plaisir de la journée. Ce n’était pas […]

11
Août

マルセルがいなくなってから随分と時が流れた

でも忘れたわけではない。 多くの人の心の中に生きている。 今でも時々、誰かがこうやってマルセルを話題に出してくれる。 皆んな、いっとき、時を止めてマルセルの笑顔を思い出す。 ありがとう、マルセル、呟いている。 モルゴン村は、私にとって常に大切なテロワール。 ボジョレに行ったら必ずモルゴンに向かってしまう。 マルセルがよく行っていたカフェバ一で一杯やってしまう。 あの笑顔がやって来そうな感じになる。 この似顔絵をFBに載せてくれた人に感謝。 ありがとう。 (FBより画像拝借)Merci. Après la disparition de Marcel Lapierre, pas mal de temps a passé… Mais on ne l’oublie pas. Marcel est toujours vivant dans le coeur des gens Même maintenant, toujours quelqu’un parle de lui. Les gens se souviennent de lui, son sourire. Merci Marcel. […]

11
Août

これは飲むべき‼️ 1年振りの再会、 とにかく美味い‼

ロゼ サンプルムース (森 祐樹さんのFBの言葉 拝借)  伊藤 『限りなくムスカデ地区に近い土壌、トビッキリ美味しいロゼ。北の産地だけあって自然な爽やか酸、 まるでグレープフルーツジュースのような風味! 暑い今の時期に最高!!』 ★超限定入荷★ 輸入元 BMO社の直営店、トロワザムールFBより 『昨年全く店頭には並ばずとも、問い合わせが止まらなかった話題の蔵元 フランス・ロワールの『レミ・セデス』。 今回は3キュベ、たったの12本ずつのみですが、入荷いたしました!トロワザムール店舗内』 問い合わせはBMO社まで。 Faut boire!! De toute façon, c’est bon!!! « C’est exactement un Rosé Pamplemousse » (par Yûki Mori) « Le terroir tout près du secteur Muscadet, Rosé hors du commun. une légère acidité agréable et natuelle du pays septentrional. Une bouche comme un jus de pamplemousse! C’est […]

10
Août

子供の頃からの夢を実現 Rémi Sédès レミー・セデス

真面目でコツコツタイプの人柄。 若いときはアコーデオンのプロ奏者だった。      でもレミーは子供の頃から自然の中で仕事をしたかった。 ミュージシャンとして活動していても、自然や大地がいつも恋しかった。 ある時、意を決してボルドーのワイン学校に入学した。 ワイン造りを学んだ。 そして、ボルドーの左岸サンテミリオンの醸造元で働きだした。 数年後、奥さんの実家があるロワール地方にやって来た時、自然派の醸造家達と巡り逢った。 彼らの人間的な生活と人間性,人生観に感動した。 彼らはお互いに協力しあって困難とリスクの多い自然な農作業、ワイン造りをやっている姿に感動したレミーだった。 自分でワイン造りするならロワールだと決めた。 ムスカデ地区とアンジェ地区の自然派醸造家の何人かに相談したら、畑を即紹介してくれた。 こうしてレミーは限りなくムスカデに近い地区に、子供の頃からの夢だった醸造元を立ち上げた。    ガメ品種の栽培も醸造も初めてのレミーだった。勿論、最初から自然な栽培、自然醸造。 本当にグレープフルーツを食べているような爽やかなワインが完成した。 こんな風になるとは!? 自分でも驚いた。 まだ誰もこんなワインを造った人はいない。 Rémi Sédès réalise son rêve d’enfance Rémi est un grand bosseur. A la jeunesse, il était accordéoniste professionnel. Malgré une bonne activité musicale, il voulait toujours travailler dans la nature. La terre et la nature lui […]

10
Août

渋谷の高太郎さんの料理

私は高太郎さんの料理を見る度に日本へ帰りたくなってしまう。 高太郎さんは一か月ほど前にフランスに来てくれて、一週間ほど一緒に葡萄園を周りました。 センスがよく無駄のないスカッとっした人です。 (高太郎さん、チョットFB記事を失礼して借ります。)    FB記事 『玉蜀黍バター 土鍋ごはん – Tomorokoshi Butter Donabe Gohan (Rice seasoned and cooked with corns and butter in earthen pot) 香ばしい玉蜀黍にバターの風味を効かせて、少し洋風に仕上げた土鍋ご飯です。』 玉蜀黍バター 土鍋ごはんには、このワインを合わせたいと思います。 ★Mas LAU マス・ロー醸造の Mas Lau Blanc マス・ロー・ブラン バター風味に玉蜀黍の淡い甘さを伴った旨味とワインの土壌の石灰岩盤からくる潮っぽい旨味がピッタリに違いない。 そして、バター風味と土釜の香ばしさを楽しんだあと、ミネラルを伴った酸で口中を爽やかにしてくれて、もう一杯お代わりしたくなるに違いない。。 高太郎さん、ありがとうございます。      La cuisine de chef Kôtaro à Shibuya Depuis un mois, Kôtaro san est en France et je […]

10
Août

あじのある二人、風韻のある顔、仕事師達の放課後

昼間の畑仕事を終えてニームの街角でひと時。 このフォトだけで多くのことが伝わってくる。 表情の中に刻み込まれてる歩みが見えてくる。 口を開かなくても多くのことを語っている。 こんな二人のワイン、飲んで見たいと……思いませんか? ★Mouressipe ムーレシップの Alain アランさんが醸す Galéjade ガレジャッド、 どこまでも淡い色合いロゼ。 ★L’Anglore ラングロールの Eric エリックが醸す Tavel Vintage 15 タヴェル・ヴァンタージ15. じっくり、ものごとを考えたい時、お仕事でお疲れの時、スーッとアイデアとエネルギーが湧いてくる。    Deux visages habiles: hommes de métier en détente Deux artisants, Eric et Alain terminé le travail dans le vignoble, ils se reposent en ville de Nîmes. Une seule photo nous suffit de montre […]

9
Août

ローマ時代の街ニームでパエリャの夕宴 Bistro Marmite マルミット

(BMO-Cata roussion tour)  BY:TAKESHITA    フランス最古のローマ都市ニーム。 近くには世界遺産のポン・デュ・ガール、街中に は円形闘技場、古代神殿など2000年前の歴史を語る街である。 あのラングロールのエリックとマリーローがいて、 ムレシップのアランとイザベルもいた。 共に、無茶苦茶アットホームな自然派ワインを楽しめるビストロ、マルミットでパエリヤパーティー。    米好きにはたまらないですね(^^)。 美味しいワインとパエリヤで、みなさんエネルギー充填! ニームいいとこ。 これからニーム泊増えそうです。   Nîmes, Dîner Paella chez Bistro Marmite écrit par Takeshita Nîmes, une ville romaine connue pour les patrimoines Pont du Gard, les Arènes, La Maison Carrée… C’est une ville historique depuis plus de 2000 ans. Marmite, bistro hyper familier avec […]

9
Août

ギリシャ遺跡の丘が葡萄園、Mouressipe ムーレシップ                    醸造のアラン・アリエ Alain Allier

BY TAKESHITA (BMO-CATA ROUSSION TOUR) ラングロールのエリックの親友でもあるアラン・アリエのMouressipeムレシップ醸造。 ギリシャ遺跡の見つかるとパワースポット、サンコム村の小さな山のぶどう畑でワインを造り始めた ムレシップのアラン・アリエ。 2016年に念願のカーブを建設。充分な設備とスペースで、ワインが更に 美味しくなった。     〜ケガの功名?〜 ここ数年のムレシップの果実味、軽やかさには目を見張るものがある。 以前からぶどうを冷蔵庫で一晩冷やして、その後MCをやっていたのだが、サンソーとグルナッシュの ロゼ、ガレジャッド Galéjade を新しくタンクで醸造しようとして、イタリアにタンクを頼み、明日届くとの連絡に 収穫を始めたが、翌日になっても翌々日になってもタンクが来ない。。。 困ったアランは、ぶどうを冷やしている冷蔵コンテナな中にCO2を充填し、タンクが到着するのを待った。。。 タンクが着いたのは、なんと収穫してから7日後。。。 タンクに入れず、小さなケースに入れて保存してあったぶどうは、全く潰れず、まさに完璧なMC(macération carbonique)。プレスしてみると、果実味溢れ、アロマティックでピュアなジュースが入手できた! 冷蔵庫MC! アランはひらめいた(^^)! それ以降、ロゼは7日間、その他キュヴェのぶどうも2日間〜4日間冷蔵庫でぶどうを7度の温度でMCしてからタンクに入れる。 ムレシップのここ数年の更なる果実味、爽やかさは、アランの偶然の産物。 ワイン造りは面白いね(^^)!    Vestige grèque, Domaine Mouressipe Alain Allier de Mouressipe fait un vin sur le terrain du vestige grèque. En 2016, enfin il obtient une cave bien équipée et spacieuse […]

8
Août

お好み焼き 焼きそばに Vin Nature がピッタリ

今、東京では長蛇の列が並ぶ人気お好みや焼き“きじ”。 六本木に更に、ワンランク上の美味しい店“きじ・さんて寛”にて。 今、Club Passion du Vinのパリのメンバーのあさみが六本木にいる。 あさみは、ParisのBistro Vin Nature の人気ワインバーGARDE ROBEガード・ローブの店長をやっていた、メキシコ生まれのパリ育ちの日本人。今は子育ての時期で日本に一時帰国中。 今夜はMADOKAと一緒に六本木へ。 きじ・さんて寛は、飲み物にもこだわっている。 店長の大貫さんのお勧めワインは南ローヌの自然派の中心アルデッシュのSylvain BOCK シルヴァン・ボック醸造のワイン。 流石の選択、Reviens Gamayルヴィアン・ガメを選んだ。 南ローヌのタップリの太陽を浴びて育ったガメ品種、ボリューム感からくるほのかな甘味と、タレの甘味にピッタリ。 シルヴァンの完璧なMC(マセラッション・カルボ醸造)仕込み。セミMCではありません。 100%カルボです。 しかもジャック・ネオポールの息がかかったMC仕込み。 完璧MCからくるゆったりとした果実味もタレに溶け込んでいく。    あさみは、ワインバー時代からシルヴァンのワインがすきだった。 あさみが働いていた当時のGARDE ROBEガールド・ローブは、小さな店から店頭までお客が溢れ出ていた超人気店だった。ワインの消費量が半端ではなかった。シルヴァンのワインはその中でも飛ぶように売れていたワインだった。 もう嬉しくて笑いが止まらないあさみ。 最高のマリアージ!!    六本木 きじ さんて寛に是非食べ飲みに行ってください。美味しいよ!! Bon mariage entre Okonomiyaki-Yakisoba et Vin Nature Bistro Okonomiyaki « KIJI » à Tokyo est déjà très populaire et il faut faire la longue queue devant […]