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久びさのジャンクロードの狙った通りのLapalu nouveauラパリュ・ヌーヴォー18年 –no4
17年は濃縮度が強く、本来ジャンクロードが狙うヌーヴォーのスタイルではなかった。 それはそれで美味しかったけど。 ジャンクロードが狙う新酒はアルコール度数11.5から12.5前後、13度以内に抑えて、フレッシュで透明感のあるスタイル。 今年は狙った通りのスタイルになりそうだ。 葡萄の健全度、糖度、酸、すべてが理想的に流れた。 勿論、セミ・マセラッション・カルボヌック醸造、自生酵母のみ、酸化防止剤無添加。 今年は狙ったとうりのスタイルに持っていく為に、収穫後の葡萄を発酵槽に入れてから12度前後に 抑えながら、3.4日は発酵が始まらないようにした。 発酵が始まってからは一週間のマセラッション(かもし)。 その間、一切触らず。 まだ、糖度が大分残っている段階であまり色もタンニンも出過ぎない状態で垂直プレスにかけた。 昨年のようには、濃くならない色合いの、いかにもヌーヴォーらしい淡い紅色になりそう。 フレッシュな酸も今年はバッチリと残った。 真っ直ぐな果実味とフレッシュな酸、スーッと伸びる淡いミネラル感、ジャンクロードらしい ヌーヴォーになるだろう。 アルコール度数は12度から12.5度ぐらいになりそう。 ジャンクロードが狙う、理想のヌーヴォーが完成しそうだ。ご期待ください。