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春の祭典・自然派大試飲会 ラ・ルミーズ * LA REMISE-NO6

果実の爆発!!Gregory Guillaume グレゴリー・ギヨームーPART2 グレゴリーは、自分の人生を変えた、果実味中心のスーット体に入っていくスタイルが好きだ。 そんなワインを造る為にすべてを賭けている。 LUCKY ラッキー 白ワイン グルナッシュ・ブラン品種を除梗もせず発酵槽に入れて仕込んだワイン。 あまりにも美味しくて一刻でも早く飲みたくて、影よりも早くコルクを抜いてしまったラベル。 ウエスタン・カーボイの早打ちLuckyラッキーがモデル。 石灰質土壌からくる潮っぽい昆布ダシのような旨味がある。 ミネラル感タップリの白ワイン。 KOFOROBE コフォロベ 果実の爆発“ 元気がでるワイン!! コフォロベとはアルデッシュ語で“ 元気になるよ!”の意。 メルローとシラーを除梗せずにグラップ・アンティエールで発酵槽に入れるセミ・マセラッション・カルボ醸造。 自生酵母のみ、醸造中のSO2は使用しない。古樽で熟成。 自然派の典型的な造りを継承。 まさに、果実の爆発と云ってもよいフルーティーさ、それでいて爽やかさも持っているグイグイいけるワイン。 言葉どおり、元気が出るワイン!!

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春の祭典・自然派大試飲会 ラ・ルミーズ * LA REMISE-NO5

果実の爆発!!Gregory Guillaume グレゴリー・ギヨーム PART-1 アルデッシュ地方はホントに自然派の宝庫だ! これまた、凄い醸造家が育っている。 グレゴリーは洞窟探究家・地質研究家だった。 ある時、洞窟の中でアルデッシュの名醸造家ジェローム・ジュレと遭遇。 そのジェロームのワインを飲んで驚愕! 透き通った果実味、まるで葡萄ジュース! 自然が、感情が、PASSIONが液体になったような飲み物にであって、人生が変わってしまった。 洞窟も好きだけど、この液体の方が数段面白そうだった。 気がついた時は、もうジェローム・ジュレ醸造所で働いていた。 グレゴリー・ギヨムは決断すると、もうまっしぐらの性格。 2011年に3Hの畑をアルデッシュの奥地に手に入れた。 まるで、盆栽を育てるように葡萄を育てている。 この辺一体は200年前まではあたり一面に葡萄園があってフランスでも有名な産地の一つだったところ。 皆さんご存じのフィロキセラ害虫の難の後、見捨てられた産地となっていた。 この話しにも、グレゴリーは感激。山の上部の方も昔は、段々畑となっていて葡萄が栽培されていたところ。 今は、野生化して低木草が密集している。 グレゴリは将来的には、コツコツと再生させることを決意している。 200年前、フランスでも銘醸畑だった畑が、近々に復活するだろう。

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春の祭典・自然派大試飲会 ラ・ルミーズ * LA REMISE-NO4

Sylain BOCK・シルヴァン・ボック・2016年産は過去最高の品質! 16年産は量がやや少ないけど、品質は過去最高だ、とシルヴァンは云う。 シルヴァンは長い間、ジェラールド・マゼルのところで研修しながら自然派ワインの造りを学んだ。 2010年より、マゼルの葡萄と醸造所を借りてワイン造りを始めた。 2013年にシルヴァン・ボック醸造を立ち上げた。 シルヴァンの造りたいワインは、グイグイ飲めてしまうビュバビリテ(飲みやすい)最高のスタイルのワインだ。 自分自身がスート体にはいっていくワインが好きなのである。 長年夢みた念願のワインが完成した2016年 それには、どうしても酸が必要だった。 2年前にシルヴァンは隣村の標高400Mの畑を借りた。 土壌も火山岩と特殊であり、標高の高さと合わせてゆっくり熟すので優しさとフレッシュな酸を残せるようになった。 この16年は、シルヴァンの理想のスタイルが完成した。 つまり、果実味も豊かで、爽やかさもあってスーット体に入っていくワインである。 Reviens Gamay ルヴィアン・ガメ は最高のビュバビリテがある。 シルヴァンのブース超人気でなかなか近づけなかった。

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春の祭典・自然派大試飲会・ラ・ルミーズ*LA REMISE-NO3

今、注目のアルデッシュ地方 アルデッシュ地方と云っても、ピンと来ない人が多いと思う。ワインの世界ではローヌ地方の中に組み込まれてしまう。 ローヌ河の右岸をアルデッシュ地方と呼ぶ。北から南まで結構長い地域を指す。 地元では、お互いに“川向こう”と呼び合って区別。 右岸と左岸は人種が違う、と云ってあまり仲良くない。 小粒の優秀な醸造元が集まるアルデッシュは、主に南ローヌの右岸一体の地域を指す。 Mas de l’Escarida マス・ドゥ・レスカリダのLaurent FELL ローラン・フェル 今、このアルデッシュで彗星の如く現れて注目の的になっているのが、マス・ドゥ・レスカリダ醸造のLaurent FELLローラン・フェルだ。 科学研究者だったローラン・フェルは自然派ワインに巡り合って人生を変えてしまった人の一人。 ローランのように、インテリな人達が自然派醸造家になるケースが増えている。 時代が変わったものだ。 変わってないのは、誰もが強烈なPASSIONを持っているということだ。 この辺から自然派も大きく変わっていくだろう。 変わり者の時代-ミステリーな造り。還元臭、酸化、揮発酸、ワインの欠点だらけの時代から。 ⇒確りした科学的根拠、理論に基づいて、説明のできる自然派の造り。 ⇒自然な造りの良い点をさらに伸ばし、自然派嫌いから批判され続けてきた、欠点も更に少なくなっていくだろう。 ローラン・フェルは3年前の2013年にMas de l’Escarida マス・ドゥ・レスカリダ醸造元を設立。 ワイン造りの修業は、主にジェローム・ジュレのところで学び、初年度はジェローム・ジュレの醸造所を借りて造った。 ローラン・フェルの16年産は、グレート!本当に偉大なスタイルになっている。 スカットした酸! マセラッション・カルボからくるホワットした心地よい果実味!! そして、矢のように真っ直ぐで、遥か遠くまで見渡せそうな透明感!! 凄いワインが誕生したものだ!!   

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春の祭典・自然派大試飲会・ラ・ルミーズ*LA REMISE-NO2

★16年産のCOEUR DE COEUR!!最も感動した蔵は!! Jerome JOURET * ジェローム・ジュレ!! どこまでも優しいワイン 人間的にも素晴らしいジェローム。今回のこのルミーズ試飲会の主催者実行委員の一人でもある。 ジェロームの人間性はだれもが絶賛する。 . 真面目で実直で、浮ついたところが全くない。コツコツとやるべきことをこなしていく。 仲の良い夫婦。 二人の子供がいて、ほのぼのとした本当に暖かい家族4人がアルデッシュの風光明媚な田舎で暖かいワインを造っている。 ジェロームのワインには、この暖かさが入っている。 このブースにたどり着いたのは、午後の3時頃、体も舌もチョット疲れぎみの状態でテースティング。 口中に液体を入れた瞬間から、舌も体も癒されていくのが分かる。 どこまでもやさしくて、チョット潮っぽくて、フルーティー、しっかりミネラルが背骨を支えている。 ウーン、ここまで調和は…..凄い。 まさに“和”の世界の調和。繊細な和食に合わせたい、淡旨系。 ジェロームのワインで、“PAS A PAS”パ・ザ・パというワインがある。 “一歩一歩”の意。 ジェロームの人間なりがこの言葉に象徴されている。 また、ジェロームは多くの若手に影響を与えている。自然派を志す新人に惜しみなくすべてを伝授している。 ここで修業して独立した新人が素晴らしいワインを造っている。

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春の祭典・自然派大試飲会・ラ・ルミーズ*LA REMISE-NO1

★新しいミレジムを試飲できる最高の時期に開催!! 4月2日、南フランスの街アルルで開催された。70社を超える醸造家が集まった。 いつも見るフランス中のワイン・ビストロのメンバー、世界中のバイヤーが来ていた。 . ルミーズは、剪定がほぼ終えて、本格的な畑仕事が始まろうとしているこの時期に毎年開催される。 16年産は、一部の蔵を覗いて、アルコール発酵も終わって、冬を越して熟成して、ワインの状態も落ちついたところ。 はや飲みのスタイルのワインはもう瓶詰されている。 ほとんどの16年産ワインが、アッサンブラージ(品種間のブレンド、畑区画別のブレンド)も終了している。 新しいミレジムの真価を判断するには絶好のタイミング。 16年産はアルデッシュ地方が面白い !! EN MILLESIME 2016, Ardeche est tres interessant !! 16年産は地方によってスタイルがかなり違っていた。 今年のル・ミーズで最も素晴らしいかった地方はArdecheアルデッシュだった。 16年産はアルデッシュが面白い !! Jerome JURET ジェローム・ジュレ MAS DE L’ESCARIDA マス・ドゥ・レスカリダ (Laurent FELL)(ローラン・フェル) Gregory GUILLAUME グレゴリ・ギヨム Sylvain BOCK シルヴァン・ボック Domaine OZIL ドメーヌ・オジル La Vrille et Le Papillonラ・ヴリール・エ・パピヨン (Meryl Croizier)(メリル・クロワジエ)

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PARIS ⇒ TGV ⇒ ARLES

自然派ワイン見本市の旅 4月1日と2日の週末は自然派ワイン見本市が南仏アルルで開催される。 Parisパリのガール・ド・リヨン駅を5:45に出発。 4時間の旅、ワインを持ち込んだ。  何て美味いんだ! Domaine des Foulards Rouges * ドメーヌ・デ・フラール・ルージュのOCTOBRE. スーット体に入ってしまう!! 夜10時にArlesアルルの街に到着、 あの“アルルの女”で有名な南仏の街です。 10時でチョット寂しい駅。 タクシーも一台もない。 タクシーを呼んでホテルへ 明朝、日曜日から、内容の濃い自然派ワイン見本市“La Remise” ラ・ルミーズが始まる。 2月に多くの自然派見本市があったけど、16年産を試飲するには、4月の時期のこのルミーズの方が良い。 醸造もほぼ終わって落ちついた時期なので試飲しやすい。 我々にとっては超大切な試飲会である。 明日一日ですべてを終わらせて、翌日、月曜日早朝にボジョレに移動して、ボジョレきっての大試飲会BBBがある。 ボジャリアン、ボジョロワーズ、 火曜日の午前中も ボジョロワーズを済ませて終わり。 三日間フルの試飲が続く。         

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自然派ワインの中には共生の思想・哲学がある

Pensée et Philosophie de vivre ensemble dans le vin nature. 自分だけよければ良いという、超エゴの思想では、自然派ワインは造れないし、売れていかない。 造り手は、草、微生物、土壌、地中深くの鉱物、太陽、月、宇宙、造り手仲間と共生しなければ自然派ワインは造れない。 売り手も、インポーター、卸業者、同業者、お客さん、と共生を考えた方が自然派ワインは売れていく。 すべてが繋がると、自分が楽しい、友達も楽しい、周りも楽しい、皆が楽しい、地球が楽しくなる。 3月13日は多くの人が、ワインで繋がったマジックな小宇宙空間だった。 自然派ワインを飲むことで多くの もの、こと、人と繋がっていきます。

9
Mar

ロマンな男、Partida Creuz*パルティダ・クルーズのMassimo*マシモ

Massimo de Partida Creuz est au Japon マシモの生き方そのものが,まるでロマンの一節だ。 イタリアン人のマシモ、人生の紆余曲折の末にスペインのバルセロナへ。 縁あってワイン造り手になってしまったマシモ。 はまり込んだら、まっしぐらのマシモの性格。 不可能という言葉は存在しない。 可能を前提にして逆算して、人生を設計していくマシモ。 そんなロマンの男が造るワインは、もうロマンそのものだ!! ただ者ではない男が、ただものではないワインを醸す。 もう世界中から引っ張りだこのワイン達。 今、マシモが日本にいます。大阪、名古屋、東京で試飲会があります。 ロマンの男、ロマンのワインに出逢うチャンスです。人生変わりますよ! マシモの日本行動予定 3月9日  大阪 試飲会(ホテル・モントレイ梅田にて) 夜は、京都のビストロを可能な限り駆け回ります。 3月10日  名古屋 試飲会(アイリス愛知にて) 夜は、今、日本で最も熱い自然派ワイン地区の一つ豊田で、燃えます。 (彩花亭、Minette, Sabori 豊田チームのお店)   3月11日  東京   午後、新宿伊勢丹 フェスティ・ヴァン、銀座カーヴ・フジキなど訪問   3月12日  東京、 恵比寿でBMO 20歳・感謝祭、 夜はスカイツリー・ソラマチ・オザミ店にいます。   3月13日  東京、自然派ワイン試飲会 (ホテル・モントレ銀座)

9
Mar

熱く燃える12名のPASSION醸造家が日本に上陸

フランス、スペイン、オーストリア、イタリアからPASSION溢れる醸造家が東京・銀座に結集。 まずは、日本の大衆ビストロ文化の一杯飲み屋焼き鳥やで気勢を挙げた。 お互いが初対面の醸造家同士、普段、畑で自然栽培を実践している面々、チョット話しただけでお互いを理解できる。 それぞれのワインを持ち込んで、お互いのワインを飲み合ってそれぞれが自己紹介となる。ワインが名刺になる。 一口飲めば、ウーン、やるな!と判りあえる。 特に、スペインのPARTIDA CREUS*パルティーダ・クレウスのMassimo*マシモとアルザスのFrédéric GESCHICKT*フレデリック・ゲシクトは意気投合!! 熱く語るClaire RICHAUD*クレール・リショー。   熱く語るJOLLY FERRIOL*ジョリー・フェリオルのJean Luc*ジャンリュック。 優しく、聞くSTROHMEIER*シュトロマイヤー夫婦。    飲み足らず銀ブラをしてオザミ・ビルへ!   オザミでは誰もが納得するOlivier COUSIN*オリヴィエ・クザンのシャルドネ2005年を開けた。 有難う。小松さん。 さあ、今週は日本中を飛び廻るぞ!!  

7
Mar

JOLLY FERRIOL est arrivé au JAPON. ジョリー・フェリオルが初来日 

ルシオンのJOLLY FERRIOL*ジョリー・フェリオルのイザベルとジャンリュックが先陣を切って日本到着。 まずは、日本の味、蕎麦屋で日本酒を一杯。 そして、蕎麦をすすり音を立てて食べることに挑戦。 (フランスでは音を立てて食べるのは最大の不謹慎。フランス人にとって、最も難しい挑戦) 頭のどこかに、子供の頃、音を立てて叱られた記憶があり、思いっきり音を立てて食べられない。 パリでナチュレル・ダンスの先生、講演をやっていたアーティストのイザベル。 コンピューター情報処理会社を経営していたジャン・リュック。 この二人はパリでの大成功をすべて投げ打って、第二の人生に選んだ土地が灼熱の太陽があるルシオン地方。 そこはイザベルの先祖の土地でもあった。 どもまでも野性的な土地、風土、文化、習慣のルシオン・カタルーニャ地方。 洗練された都市文化で暮らししていたパリジャンの二人には、大きな変化だった。 語りきれない壁を乗り越えて、満面の笑顔で本当に楽しそうに自分のワインを紹介する二人に私は感動した。 この笑顔がすべてを語っていた。 そして、この笑顔を象徴するのが、彼らが醸すこの発泡ワイン、ペットナットだ!! なんていう液体だ!!まさに喜び!! 細かな泡の中に歓喜が充満している!! こんな歓喜の液体を造るイザベルとジャン・リュックに逢いに来ませんか? 笑顔が伝染しますよ。ただものではありません。自分の目で見て、飲んでください。驚きますよ! 日本の予定 3月9日  大阪 試飲会(ホテル・モントレイ梅田にて) 夜は、ビストロを駆け回ります。 パッション・エ・ナチュール、マルル・エ・ウルル、バルタザール、ラ・トルトゥーガ 10日  名古屋 試飲会(アイリス愛知にて) 夜は、今、日本で最も熱い自然派ワイン地区の一つ豊田で、燃えます。 彩花亭、Minette, Sabori 豊田チームのお店 11日  東京   午後、しんじゅく伊勢丹 フェスティ・ヴァン、銀座カーヴ・フジキなど訪問 12日  東京、 恵比寿でBMO 20歳・感謝祭、 夜はスカイツリー・ソラマチ・オザミ店にいます。   13日  東京、自然派ワイン試飲会 (ホテル・モントレ銀座)   

7
Mar

Domaine Richaud ドメーヌ・リショのクレールが日本に!Claire RICHAUD va venir au JAPON.

Domaine Richaud*ドメーヌ・リショーの次世代、マルセルの長女クレールが日本にやってエ来る。 ブルゴーニュのボーヌのワイン学校を出た後、マルセル・ラピエール醸造で自然なワイン造りを修業したクレール。 地元ケランヌ村のドメーヌに戻ってお父さんのマルセルについて働きだしてもう数年の月日が経った。 ケランヌのテロワールと向き合って、やっと土壌が分かってきた。 ここの土壌、気候風土とグルナッシュ品質の生かし方が見えてきた。 これからが楽しみな醸造家が誕生した。Claire Richaud*クレール・リショー。 自然派ワインのレジェンドである父マルセルのもと修業できるのは大変なチャンスであり、また大変なプレッシャーのあることだと思う。 マルセルのワインを飲んで、人生が変わった人が多い。 マルセルのワインはエモーションが伝わってくる。 ワインの真実の深味がある。 自然派とか、ビオとかの範疇を超えた真実がマルセルのワインにはある。 そんなワイン造りを引継ぎ、これからもずっと我々に楽しみを続けさせてくれるクレールがいる。 そんなクレールが来週、日本にやって来る、逢いに来てください。 3月9日は札幌 札幌試飲会 フレンチ・パンダにて。 夜はThe Meat Shop にてワインパーティー 11日は岩手の盛岡、(夜、盛岡グランドホテルにて 絆ワインパーティー) 12日 東京、恵比寿でBMO 20歳・感謝祭、夜はスカイツリー・ソラマチ・オザミ店にいます。 13日、東京、ホテル・モントレ銀座の試飲会   

7
Mar

日仏商事・ピカット光るミニ試飲会(銀座CPV事務所にて)

3月、CPV銀座事務所にて日仏商事の庄元さんが小粒でピリっと光る試飲会を開催。 東京の熱心なお酒屋さん、業務店の皆さんに来ていただきました。 今、パリのビストロで超人気のJérôme GUICHARD*ジェローム・ギシャールが勢ぞろい! 庄元さんが自らの足と舌で買い付けたワインばかりを揃えた。   Philippe JAMBON*フィリップ・ジャンボンの大親友であるジェローム。 ますます、ジャンボン化してきた。 ヨーロッパ全体の自然派ワイン人気沸騰の中、段々と品薄になってきたジェローム・ギシャールのワイン。 このチャンスを見逃さないように!!    私の大好きなルシオン地方のMATIN CALME*マタン・カルム。 雄大なピレネー山脈のカニグ山を見ながら、山からのエネルギーを吸収しながら育つ葡萄を仕込んだワイン達だ。 自然派ワインの宝庫、ロワール地方のアンジェからは、これまた、進化の真っ只中、話題のPhilippe DELMEE*フィリップ・デルメが試飲にでていた。 どれも、走り切っているワイン達だ。 静かに燃えるPASSIONの人、庄元さん。庄元さんのワイン選眼能力は凄い。 信頼のおけるプロフェッショナルな仕事人です。

10
Fév

Rapport General de Salon Vin Nature

2017年初頭の自然派なワイン見本市のレポート ≪L’Ireel, リレール(モンペリエ)≫ 恒例になった年はじめの自然派ワイン見本市、南仏のMontpellierモンペリエ市で3か所、ロワール地方のAngersアンジェ市の4か所で開催された。 この時期は、モンペリエでは一般ワインの見本市Vini Sudヴィニ・シュードや、アンジェではSalon de Loireサロン・ド・ロワールが同時開催されており、自然派ワインサロンはOff的な存在になっている。 世界のワインバイヤー達も、昨今の自然ブームの影響もあって自然派ワイン見本市にも顔を出す人が増えている。 ≪Les Affranchis , レ・ザフランシ(モンペリエ)≫ どの試飲会場も溢れんばかりの入場者で、自然派ワインの人気が世界的規模で広がっているが判る。 これだけ、世界のトップクラスのレストランが自然派ワインを取り扱っている昨今、ワインをビジネスにしている業者が自然派を無視し続けていくことは不可能だろう。これが世界の潮流になってきている。 ボルドーのグランクリュ・クラッセの蔵も、カリフォニアの有名ワイナリーも馬で耕したり、SO2の使用を抑えたり、まるで自然派ワインの蔵が実施してきたことをやり出した。 いいことだ! 地球にとっても、飲み手にとっても。 ≪Vin de mes Amisヴァン・ド・メ・ザミ(モンペリエ)≫ 自然派ワインの世界的規模の拡大は凄いものがある。 どの会場に行っても、世界中からワインバイヤーが来ていた。 北ヨーロッパの国、デンマーク、スウェーデン、オランダ、ドイツ、ベルギー。 北米からアメリカ、カナダ、アジアからも、勿論、日本、韓国、台湾、中国、 勿論、地元フランスからは、今は旬の著名レストランのシェフやソムリエ、パリのワインビストロのオ―ナーなど多くのプロフェッショナルが来ていた。 そして、いつも見る熱烈な自然派ワアイン愛好家ももれなく来ていた。 ≪St Jean , サン・ジャン(アンジェ)旧ルネッサンス・デ・アペラッション≫ 世界中の飲食業界が注目している中で、 ≪Penitentes, ペニタント(アンジェ)≫ 自然派ワインへの批判? 自然派ワインの一部の醸造家の一部の欠点だけを取り上げて、“自然派ワイン全体”を批判し続けている妙なワインライターがいる。フランスでは随分少なくなってきた。一般ワイン雑誌が自然派を美味しいワインとして評価している。 確かに、自然派ワイン見本市も、トビッキリ美味しワインは10%ぐらい。でも30%は普通に美味しいワインである。 残りのワインも、美味しいとは言えなくても、普通に喉を通る飲めるワインである。 しかし、一般ワイン見本市では、とても飲めないワインが90%、美味しいと思えるのは10%にも満たない。 どうしたら、こんなにひどいワインを造れるのだろう。と考えさせられるものが多い。 喉を通らないワインが存在する。 一般ワイン見本市でも 本当に美味しいワインは10%ほどである。 ここの事実が大切なところである。 これはどんな部門の仕事、いやスポーツでも芸術でも同じこと、凄いなーと感動するのは10%ぐらいでしょう。 自然派ワインが特別な訳ではない。プロとして美味しいワインを探す時、自然派だろうが、一般ワインだろうが、 妙な偏見、こだわりに関係なく、自分の舌で 探すのが当たり前の仕事。そう偏見なく。それがプロでしょう。 ≪Les Anonymes アノニーム(アンジェ)≫ 自然派ワインの造り手は、小粒で、畑を自分で耕して、地球や人間に少しでも害になるようなものを使用しないために、 一般ワイン造りよりも3倍の労力とリスクをおってワイン造りをしている。 自問しながら造っている人達が多い。だから、きっと将来おいしくなるだろうと予想できる醸造家もおおい。 私は徹底した現場主義者、現実の事実を大切にしている。自然派ワインなら何でも良しとはしない。 一般ワインの中にも、美味しいワインが沢山あるのが事実。 美味しいワインを造る醸造家がやっていることをみると、かなり自然派ワイン醸造家に近いことをやっている。 これも現場からみた事実であある。 ますます増えている自然派醸造家の中の、たった10%のトビッキリ美味しいワインと出逢う為に毎年 自然派ワイン見本市にやって来る。  ≪Dive Bouteille ディーヴ・ブテーイユ(ソミュール≫

3
Fév

BEZIERS – BEDARIEUX ベダリュー村

さあ、BEZIERS から山にむかって移動、FAUGERESラングドック地方の銘醸フォジェール村を超えると今日の自然派見本市のBEDARIEUXベダリュー村がある。今日は生憎の雨、晴れていれば外のテラスでやる予定だった。郵便局の横の建物で開催。田舎街にも関わらず多くの自然派ファンが集まってきた。 最も遠くからの参加のDomaine Gérard Schueller*ドメーヌ・ジェラール・シュレールのブルノ・シュレール*BRUNO SCHUELLERが入口の真正面に陣取っていた。2014,2015年と2年連続で収穫量が半分以下という厳しい状況の中、14年産を3CUVEESを持ってきていた。素晴らしく酸が乗ってスカットしたPINOT BLANC, RIESLING は最高だ。昨日、ブジーグ村で生牡蠣を3ケース買った。その牡蠣に合わせたい。   ブルノの横には、がっちりした体格のフィリップ・ヴァレット*PHILIPPE VALLETTEがいた。体格と同じようにパワフルなスタイルのシャルドネだ。MRムッシュ・ミネラルと呼びたくなる程ミネラリーな素晴らしいワイン質。 これも、カキに合わせたいシャルドネだ。   涙が流れそうになる程の醸造家が集合している。ルシオン地方からははLES FOULARDS ROUGES*レ・フラール・ルージュのJEAN FRANCOIS NICK*ジェン・フランソワ・ニックがいた。昨夜、飲んだSOIF DE MAL白の15産があった。何という爽やかな酸なんだ!これがルシオンの白!?本当に素晴らしいフレッシュさ。最近のジャンフランソワのワインは達人の域に入っている。繊細さ、酸、ミネラル感、何というバランスのとり方だろう。この白も牡蠣に合わせたい。 私の大好きなYOYO*ヨヨさんもジャンフランソワ・ニックと仲良く参加していた。この二人は一緒になってからあらゆる意味からも、私生活も仕事も充実している。YOYOさんのワインのスタイルもジャンフランソワ・ニックのワイン質に似てきた。素晴らしフレッシュ感がましてきた。その上、シスト土壌のミネラル感は本当に素晴らしい。YOYOさんのさっぱりした明るい性格がそのままワインのスタイルとなっている。 ちょっと遅れてAlain Castex*アラン・カステックがやって来た。かなり体がスリムになっている。最近、住むところのバニュルスの海からルシオンの山側に引っ越した。体重が減って、腰痛もなくなったとのことで健康そうなアランがもどってきた。主催者の一人でもあるAxel Prufer*アクセル・プリファーも嬉しそう。 レベルの高いジャズ演奏に驚いた。段々とミュージシャンも乗ってきた。チョット試飲を休んでジャズを楽しんだ。   大物醸造家に囲まれて若手も頑張っている。THOMAS ROUANET*トーマ・ルアネがいた。森に囲まれた素晴らしい畑を持つトーマ。4年目を迎えて品質も一段と上がって来た。濃縮感を保ちながらもビュバビリテ飲みやすさを備えている。マニフィック。   ルシオン地方は小規模でありながらPASSIONで溢れている若手醸造家の宝庫だ。DOMAINE RIVATON*ドーメヌ・リヴァトンのFrédéric*フレデリック・リヴァトンもその一人。ルシオン地方は海沿地区と山間部地区のふたつに分かれている。リヴァトンは山間部のラ・トゥール・ド・フランスと云う小さな村にある。100歳級の世界遺産級の葡萄木が沢山残っている。 土壌はシストだ。どんなに葡萄が熟しても酸、フレッシュ感を残してくれる。真っ直ぐなスカットしたミネラル感だ。リヴァトンの白 BLANC BECブラン・ベック14は古木のマカブ、カリニャン・ブラン、グルナッシュ・グリというまさにルシオン独特の品種構成。恐ろしいまでにシストの真っ直ぐなミネラル感がある。シスト・ジュースと云ってよい。赤のVIEILLES BOUILLESヴィエイユ・ブイィもシスト土壌の良さをタップリ備えた逸品だ。カリニャンとシスト土壌のマリアージは他では見られないスカットしたミネラル感が味わえる。 LE CASOT DES MAILLOLES*ル・カソ・デ・マイヨル ルシオン地方の海沿い地区を代表するのはバニュルス村だ。スペイン国境の小型ニースのような美しい海岸の村。バニュルスと云えばカソ・ド・マイヨルだ。昨年、アラン・カステックから引継いだJORDY PEREZ*ジョルディ・ペレズがいる。フランスのラグビー代表選手からの転身だ。あの過酷な急斜面の仕事は体力、気力の勝負だ。PASSIONだけでは務まらない。アランも体を酷使して、もうあの斜面での畑仕事は不可能だった。あの地中海が目の前に広がる夢の畑を引き継いでくれる若者を探していた。3年かけてやっと理想的な後継者が現れた。若くて体力があるジョルディだ。昨年はアランと共に研修のように学びながら造った。ジョルディの若さが表現された素晴らしい新バニュルスワインがこうして誕生。アランも丹精を込めたあのミティークな畑が継続してくれるジョルディの出現を心から喜んでいる。ワインも初年度から素晴らしい。カノ・ド・マイヨルのファンは世界中にいる。ジョルディは初リリースから大人気となっている。バニュルスを代表するYOYOさんも、『ジョルディのワインはアランが体力満々だった頃のニュアンスがある。』地元の自然派醸造家も皆で応援している。世界遺産級畑が無事に引き継がれた。皆で応援して行きたい。 DOMAINE LES HAUTES TERRES*ドメール・レ・オート・テールのジル・アザム。世界遺産のお城カルカッソンヌ城から近いLIMOUXリム村からはGilles Azam*ジル・アザムが参加。標高が高く、酸が残る特殊なクリマからかスカットした白、発泡のクレマン・ド・リムができる。比較的に価格も安目でキレの良い南の白は超重要な存在だ。まだ飲んだことがない人は是非一度試してほしい。これから暑くなる日本には欠かせないスッキリさがある。石灰岩盤からくる潮っぽさも和食にはピッタリだ。 LE TEMPS DES CERISES ル・タンド・スリーズ このベダリュ試飲会の主催者の人でもあるアクセル・プリファー。この二人、来週から待望の日本に行きます。タン・ドスリズのファンは日本にも多い。二人とも日本にいくのが夢だった。 日本の皆さんとワインをとうして巡り合って、交流できるのを本当に楽しみにしている。3週間ほど日本滞在の予定。東京、大阪、京都、福岡は行くようです。この顔を見たら声をかけてやってください。心優しい本当にいい人間です。彼の造るワインと一緒です。 4月10日(日)は東京で試飲会をやるようです。彼と一緒に楽しんでください。

13
Nov

Premiere soirée à TAIWAN

Rebecca a organisé une soirée avec Dominique DERAIN. Les Amateurs de Vins natures taiwanais sont venus pour rencontrer Dominique DERAIN. Malheureusement, faute de passeport, il n’a pas pu venir … ! Oh ! Dominique !? Finalement, tout le monde était content. On a bien dégusté, les vins de Derain et de Sextant avec une bonne […]

4
Nov

ロワールとジュラの試飲会

収穫が終わって醸造も一段落したこの時期からフランス各地で自然派ワイン試飲会が開かれている。 食の季節に突入した時期に、パリで開催、ロワールとジュラの醸造元が集まった。 自然派ワインの勢いは凄い。どこの試飲会も超満員状態だ。 遠くにノートルダム寺院がみえるセーヌ川の畔の会場。 会場内は物凄い熱気!! 私も知らない新人醸造家が多くいた。 どこまで新しい自然派が増えていくのだろう。 楽しみが、どんどん増えていく。 それぞれが皆違うスタイルを狙っている。 エッと驚くような造り、品種を栽培している。 もうAOPアペラッションなど気にしていない醸造家が多い。 この地方に、この品種、などと云う決まった発想がない人達が多い。 造りも、エッと驚くようなことを、平然とやってのける醸造家もいる。 流石、フランスだ! 進化のスピードが違う。 今までのワイン概念では説明できないものが多い。 頭を柔らかくして、ニュートラルな発想で試飲していく必要がある。 イタリアもスペインもポルトガルも、勿論、日本も進化している。 ワインの世界が本当に面白くなってきた。 今までのワイン概念で判断しようとすると、頭が膠着して拒否反応を示す人も多くなりそうだ。 自分のワイン知識、経験を一度白紙に戻すことも必要になるだろう。 今までの知識で判断するのでなく、目の前の現場から事実を一旦受け入れてから消化していく作業が必要になるだろう。 これからの動きが、面白い!

22
Oct

Festivin ワインフェア 新宿伊勢丹

今日・明日、新宿伊勢丹で地下2階でFestivin・フェアーやっています! 今旬のワインが勢ぞろい! フランスでの人気高い自然派ワインがラインアップされています! イーストライン会社の紀子様がワインの試飲会を開いています! これからの季節にピッタリな、爽やかでありながら心温まるキュベを試飲できます! フランスで試飲に出したら速攻無くなってしまうキュベばかり!是非足を運んでみてください!