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ボルドー試飲会パート3*Haut les Vins

今日は大きなシャトー内で行われたオ・レ・ヴァン試飲会! 再びナチュールワインの試飲を開始! 会場の中では、プロに混じって生産者達も試飲を楽しんでいます! ~~ ランクドック ~~ ドメーヌ・デュ・グラン・ローズ*Domaine du Grand Lauze コルビエールで醸造しているグザビエ・ルドガール氏の畑は、100年以上のヴィエイユ・ヴィンニュが殆んど! パワフルで真直ぐな味わいは、彼の性格そのもの! ル・コンパニョン07は樽の香りがエレガント。 そして亜硫酸=0のトゥ・ナチュールはミネラル感溢れる一品です! Domaine du Grand Lauze のワインのお問い合わせは、こちらまで: 大榮産業株式会社 TEL : 05-2482-7231 FAX : 05-2481-0499 ドメーヌ・マクシム・マニョン*Domaine Maxime Magnon 自然に囲まれてこそ幸せを感じるというマクシムのワインは、彼のように温かくて穏やか。ラ・ベグーやラ・デマラントは綺麗な味わいで飲み心地が最高! ロゼタのアロマはもうチョイ複雑感に溢れていてミネラル感たっぷり! 奥さんのベアトリスと一緒に、繊細な味わいのワインをこれからも造って下さい! シャトー・ロックフォール*Château Roquefort いつも笑顔でジョークばかり言っているレイモン・・・ でも彼のワインは、とてもエレガントで優しい味! 特にロゼのコライユは夏には必要品! 造り方もこっていて、真夏の太陽の下でグイグイ飲めてしまう不思議なワイン! Château Roquefort のワインについてのお問い合わせは、こちらまで: 豊通食料株式会社 TEL : 03-5288-3854 FAX : 03-5288-9248 http://www.vin-de-t.com ドメーヌ・ラゲール*Domaine Laguerre 恥ずかしがりやで口数が少ないエリックのワインは最高のミネラル感! シスト・ブランはスパイシー、シスト・ルージュは黒フルーツ、ル・ヴァン・ブランは綺麗な酸味、そしてエクリップスはフルーティー! 彼のワインはどのキュベでも楽しめます! 残念ながら2009年はベト病が発生してしまって、収穫量も低くなってしまうかも・・・でもめげずに後3ヶ月の間、綺麗なブドウが生る事を祈っています! Domaine Laguerre のワインについてのお問い合わせは、こちらまで: […]

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ぶどう畑の天使、アクセル・プリュフール

彼と初めて会ったのは、ロワールの自然派試飲会場。ブースに立っていた彼は、色白で細身、とても優しい物腰で、ワインを試飲させていた。それを見た時は、この蔵元の息子が手伝いに来ているのだろうと思っていた。 どこから見ても、ぶどう栽培が似合わない、ただただ優しい雰囲気を醸し出していた。 そんな彼、アクセル・プリュフールが、このLe Temps des Ceriseを立ち上げた男であったのだ。 この、Le Temps de Cerise 、フランスのシャンソンの題名でもあるが、この地域には、数千本の野生のサクランボの木が生えており、春には、山あいが、桜色に染まるという。 そんなドメーヌのある場所は、もう国の自然公園に入る手前、フォジエールから北に向かった、ベダリュー村の近く、村にはローマ時代の水道橋が残り、険しい山に囲まれ、オーブ川が流れ、まさに野生の自然に囲まれた所である。 車で向うと、地図上では、近くても、細い山道で、高低差もあり、なかなか到着しない、まさにラングドックの秘境である。 アクセルはドイツ人である。 ドイツ人というと、身体が大きくパワフルな人種を想像するが、彼がドイツ人とは、全く信じられない。 ドイツを離れ、このラングドックの地にたどり着いたわけも理解できるような気がする。 「ドイツ人は真面目で面白くない」 やはり、このラングドックのゆったりとした時間の流れ、生き方に魅せられたのだろう。  このドメーヌの設立は、2003年。それまでは、有名な自然派生産者、ローヌのマルセル・リショーや、ルーションのジャン・フランソワ・ニックなどのところで、いろいろ経験を積んだそうだ。 今のぶどう畑を手に入れた理由は、いろいろぶどう畑を回ったなかで、そのぶどう畑に足を踏み入れたとき、「ここだ!」という自分の共鳴する何かを感じたらしい。 そのぶどう畑は、山の頂上で、彼の区画以外は、他のぶどうの樹はなく、栗の木など森林に囲まれ、畑には、花が咲き乱れる。 彼は、「できるなら、いつも裸足で、この区画に入りたい」 という。そこに生えている花を踏みつぶさないように歩き、野生のイチゴみたいなものを摘まんでは口に入れている。  なんだかぶどう畑と一体化しているような感じを受けるほど、この畑を想っているのであろう。 今回は、2008年ヴィンテージを試飲したが、全てがピュアで果実味あふれ、ワインというより、ぶどうジュースを飲んでいる感覚であった。 朝食に出てきても、何の違和感もなく、スーッと飲んでしまうであろう。 1)Avanti Popolo 2008 グルナッシュとカリニャンがメインのキュベ。マセラシオン・カルボニックにて発酵。 蔵元の名前のごとく、サンクラボを連想させるような果実味。ピュアで何のつっかえるもなく、喉元に入っていくワインである。 2)Fou de Roi 2008 グルナッシュ、カリニャン、サンソーそしてカベルネ・ソーヴィ二ヨン。これは、シスト土壌の区画。ぶどうの熟度を感じる。タンニンは滑らかで繊細、全てのバランスが取れている。 イチゴジャムを食べているかのような味わいである。 3)Les lendemains qui chantent 2008 歌える明日。素晴らしいキュベ名である。グルナッシュ100%。 とてもフローラルで、ヴォイオレットなどを連想させる香り、以前は、プリューレ・ロックから古樽を購入して熟成させていたが、今は樽は一切使用しない。標高450mの水晶は花崗岩の混ざる土壌。南のワインとは思えない、軽やかさを持っているワイン。 4) Un pas de cote 2008 石灰質のグルナッシュの区画。 スパイシーで深い味わい。熟度は高く、しっかりとした脂質もある、ただしタンニンは、スムーズ。これは、除梗をして、ピジャージュを行い、マセレーションの期間も他より長い。 アクセルは、ぶどうの収穫は、午前中に行い、収穫したぶどうは、カーヴの横の冷蔵庫で冷却、そして発酵中の温度コントロールは一切しない。  また、Un pas de coteのピジャージュを除いて、りモンタージュなどの抽出作業は一切やらない。 そんな彼のワインは、ピュアでフルーティー、そして彼の優しさを感じさせるワインである。飲む人、みんなを幸せな気分にするような力が、このワインにあると思う。 アクセルは醸造においてもSO2をビン詰めまで一切使用しない。 そのため、全てのワインはVDT(テーブルワイン)となっている。 この近隣の既存の生産者達は、彼にSO2の使用を強く進める。使用しないと AOCの認可を与えないと恫喝までするそうだ。 しかし、自然が好きで、この土地を愛す彼は、そのテロワールを尊重して、 一切の化学物質を使用しない。そんな彼のワインは、パリだけでなく、 ベルギーなどでも評判になっている。 やはり、彼のワインの良さを理解 してくれる人たちは世界中にいるのであろう。 毎日飲みたいワインは、このLe Temps […]

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伝統・自然・正統・バランス派 !? 四拍子揃った!サン・マルタン・デ・ラ・ガリッグ

ラングドックのモンペリエとスペインのバルセルナの間、地中海から10kmも離れていないところに、サン・マルタン・デ・ラ・ガリッグは存在する。 何と敷地面積170ha。そのうち60haがぶどう畑。ぶどう畑の回りは、森や灌木(ガリーグ)に囲まれ、まるで、ぶどう畑が、自然のバリアーで守られているような所である。 その、サンマルタンガリッグの栽培、醸造責任者のジャン・クロード・ザバリアさんが来日。今回3度目の来日である。アメリカですでに2週間のプロモーション活動を終えた後の来日、そんなハードな日程の疲れも見せず、早速到着翌日から、愛知県渥美半島に展開するスーパー、渥美フーズにて店頭販売! まだ、昼過ぎという時間にもかかわらず、大勢の方が、集まり、試飲後ワインを購入して頂いた。満面の笑みのザバリアさんである。 夜は、名古屋へ向かい、ワインビストロ Gazzatで集まったお客さん達と懇親会。 オーナーシェフの後藤さんは、元船乗り。 海の男のシンプルかつ、美味しい料理を堪能させて頂いた。 また、お店の常連さん(美人揃い)も盛り上がり、楽しい時間を過ごさせてもらった。 ワインを、また1本、また1本と飲みたくなる、 また誰かのお家に招かれたような感じを受けてしまう、温かいお店である。 名古屋のGazzat。 自分の近所にあってほしい1軒である。 のむくらうGazzat 名古屋市中区栄3丁目25-8 TEL :052-251-7722 ****************************************** 2日目は、大阪での試飲セミナー。何と試飲アイテム数は11アイテム。 このサンマルタンガリッグで栽培するぶどう品種は、17品種。そのぶどうで、スパークリング、白、ロゼ、赤ワインを作っている。 その中でも、このラングドック特有のぶどう品種、ピックプルを使ったスパークリングとスティルワインのフレッシュ感と果実味は、素晴らしい! そして、このドメーヌを世界中で有名にした、ブロンジネルは、南仏において、滑らかなタンニンとフレッシュ感をだす、ワインスペクテーターのワインオブザイヤーのトップ100の29位に輝いたワインである。しかも、その29位の中では一番安い、高品質、低価格のワインなのである。 ****************************************** ~~~サンマルタンガリッグの秘密~~~ このフレッシュ感とバランスはどこから来るのか? 理由その①  土壌。サンマルタンガリッグのぶどう畑の土壌は、石灰質の砂岩土壌。 粘土質に比べ、繊細な土壌で、ぶどうに酸とミネラルを与えてくれる。 理由その②  地中海の影響。地中海沿岸の、この地区は、日中は暑いが、夜になると海からの涼しい風と適度な湿度があり、ぶどうのフレッシュッ感を保持してくれる。 理由その③  収穫のタイミング。 ぶどうの皮、種を口に含み、噛み潰し、ぶどうの種が完熟するまで待って収穫をする。(タンニンまで熟すのを待つ。) けして過熟ではなく、酸とのバランスを考えて、ベストのタイミングで収穫をする。 こんなに高品質で、なんでリーズナブルなのか? 理由その①  サンマルタンガリッグの哲学。 ワインはけして、一部お金持ちだけのものでは無い、みんなで分かち合うものである。だからこそ、ワインの価格は高すぎてはいけないという信念を持ってワインを造っている。 理由その②  収穫方法。60haの畑の半分は、手摘み、残りの半分は機械摘み。最新の収穫機械は、ぶどうを傷めず、最高のタイミングで一気に収穫ができるし、人件費の削減にもなる。しかし、細心の注意が必要な区画に関しては、全て手摘みで、ぶどうを収穫する。 理由その③  トップキュベの生産量。サンマルタンガリッグのワインの中で生産本数が多いのは、何とブロンジネル、全生産量の約半分を占める。通常のドメーヌでは、低価格帯のキュベの生産量が最も多く、トップキュベの生産量は少なく、値段は高い、ピラミッド型の構成となっている。しかし、サンマルタンガリッグでは、逆ピラミッド型、トップのキュヴェの生産量を増やすことによって、ドメーヌのワインの価格を押さえているのである。 これは、簡単なことではない、最高の醸造設備と、ザバリアさんの腕が、あって実現することである。 ザバリアさんの目指すもの、それは「バランス」である。 ワインにおいても、人生においても。 伝統的なぶどうを栽培、醸造、できるだけ自然な栽培、醸造、グランヴァン愛好家をも唸らす造り、 そしてリーズナブル!こんなワインはそうあるもんではない。 ****************************************** NGUYEN 東京都港区浜松町1-23-6  TEL :03-5773-2263 NGUYEN 荻原さんとBMOスタッフとともに。 荻原さんは、昨年サンマルタンガリッグを訪問。 ザバリアさん3度目の来日で、初めての日本の蔵元訪問。お邪魔したのは、山梨にて自然な栽培、醸造に取り組む奥野田葡萄酒醸造株式会社訪問。代表の中村さんご夫妻、奥さんの弟さんの佐藤さんが、暖かく迎えてくれた。 ぶどう畑な中での、奥さんの手料理を食べながらの試飲。中村さんの穏やかながらも、メラメラした熱いワイン造りへのパッションを感じた。 ザバリアさんもワインの質の高さに驚き、同じ目標を持つ仲間として、今後も交流をしたいとのことだった。 奥野田葡萄酒醸造株式会社      山梨県甲州市塩山牛奥2529-3 TEL :0553-33-9988  […]

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Juil

プリウレ・サン・クリストッフ - サヴォワ ~ PRIEURE SAINT CHRISTOPHE – en Savoie

*** DES VIEUX MILLESIMES A LA VENTE …オールド・ヴィンテージ発売中! *** Michel Grisard « j’ai créé mon domaine en 1983 avec l’ambition de faire des grands vins de garde avec la Mondeuse, un cépage rouge de Savoie » …. ミッシェル・グリザール『 サヴォワの赤品種、ラ・モンドゥーズを使った偉大なワインを作り出す事を目標に、ドメーヌを1983年に設立しました。』 Pari accompli pour Michel Grisard qui voit sa Mondeuse 04, prestige sélectionnée dans le livre « Les 1001 […]

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Juil

Wine Sound System, Un pinard une chanson~ワインと音楽

Italien d’origine et élevé à la bonne cuisine familiale Daniele Donpasta est un gastronome averti mais aussi un artiste imaginatif. Dans ses spectacles gastro-philosophiques il associe la cuisine, le vin, la vidéo, la musique pour décrire avec fantaisie et humeur le joli monde qui nous entoure. イタリア出身、そして幼い頃から家庭料理を楽しんで来た ダニエル・ドンパスタさんは、シェフとして、そして想像豊かなアーティストとして有名!彼のお料理は、食材、ワイン、ショート・ムービー、そして音楽、これら全てをコラボし、ファンタジーいっぱいでこの世界を現しています。 Initié aux vins naturels par un ami […]

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Juin

Le Bistrot de la Tournelle

Le Bistrot de la Tournelle ビストロ・ワインバー *お店情報 住所  :5 Petite Place 39600 Arbois TEL : 03 84 66 25 76 FAX : 03 84 66 27 15 SITE : www.domainedela tournelle.com *営業時間 !!夏のみ!! 6月21日~9月の一週間目まで!! オープン : 火曜〜土曜 11:00〜14:00  17:00〜22:00     日曜 17:00~21:00 休み:月曜 休み : 日・月

26
Juin

ボルドー試飲会Part 2 – Union des Gens de Métiers

今日はトップ・レベルの醸造家達が集まる、ユニオン・デ・ジャン・ド・メチエの試飲会に朝行ってきました! シャトー・トゥール・デュ・パ・サン・ジョルジュで行われたこの試飲会。 様々な造り手の中、私達と共に働いている醸造元達をキャッチしてきました! Domaine Plageoles*ドメーヌ・プラジョル(南西地方) 繊細でまろやかなタンニンと、複雑なテロワールから引き出る風味が印象的。 フルーツとスパイスのアロマ、そして喉越し完璧なモーザック ・ヴェールやモーザック・ナチュールは是非是非皆さんにも飲んで頂きたいです! そしてあの美智子妃殿下もお気に入りのミュスカデルは綺麗な酸味とまろやか感たっぷり! Clos Rougeard*クロ・ルジャール(ロワール) 彼のカベルネ・フランは何時飲んでもまろやか!そして何といっても他では味わえないほどのタンニンの繊細さ! 特に2005年は彼にとって完璧に近いヴィンテージだそうです! 彼の凄いところは、醸造する事はとても難しいと言われている大西洋気候のロワールでも、とても繊細で上品で華やかなワインを造ってしまう事。 何故そのようなワインが出来上がるのか?その答えは古くから伝わる伝統に潜んでいました! «  Philippe Alliet*フィリップ・アリエ(ロワール) いつも元気いっぱい、笑顔いっぱいなフィリップとフィリップの奥さん、クリードさん。彼の手にかかれば、シノンもまるで別物になってしまいます!シノンのトップシャトーにまで導いた、まさに見事な指揮者なのです! 今日特に美味しい~~!と思った一品は、コトー・ノワレ2007!パワフル感あり、エレガントでもあり、まろやかなタンニンが印象的! 年が経つにくれ、品が良くなっていく彼のワインは、試飲会でもとても人気でした! «  Clos Rougeard のワインについてのお問い合わせは、こちらまで! 野村ユニソン株式会社 TEL : 03-3538-7854 FAX : 03-3538-7855 MAIL : wine@nomura-g.co.jp http://www.nomura-g.co.jp Domaine Plageoles のワインについてのお問い合わせは、こちらまで! 株式会社イーストラインTEL / FAX:054-205-4181 MAIL : lavigne4181-shizuoka@tokoseika-group.jp http://tokoseika-group.jp/index.html Philippe Alliet のワインについてのお問い合わせは、こちらまで! 株式会社エスポア TEL : 06-6384-3319 FAX : […]

26
Juin

ボルドー試飲会Part 1*Moulin Pey Labrie

大きなシャトー。綺麗な庭。最高な天気。 そして左右に広がり当たるブドウ園。 今日の試飲会は、ヒュボー夫妻のシャトー、シャトー・ムラン・ペイラブリーで行われました! とにかく最高な環境にビックリ!試飲会のような、ワイワイと賑やかな飲み会なのか・・・?! 庭には古い樽がテーブル代わりに並べられており、とてもオシャレ! 奥には、食事も取れるようにテーブルがズラリ! さてさて、今日はどんな美味しいワインが見つかるだろうか・・・・? Domaine Vacheron*ドメーヌ・ヴァシュロン(ロワール) 彼達のピノ・ノワールはとにかくエレガントでピュア! 今年のロゼも抜群! アペタイザーにはちょうどいい味わいと爽やかさ! ジャン・ドとジャン・ローランはとにかく若くてダイナミック! これからの活躍が楽しみです! «  Philippe Valette*フィリップ・ヴァレット(ブルゴーニュ) 笑顔が優しいフィリップさんのプイイ・トラディシオンは、口の中がとろけそうなくらい美味しい! 彼のワインはとてもアロマティックで濃厚! 甘いフルーツと柑橘類の香り、そして口に残るミネラル感・・・ その秘密は細かいブルブ熟成! これでまろやかで旨みがたっぷり詰まったワインが出来るそうです・・・! 2009年は3度も雹が降って大変でしたけれども、開花期はとても綺麗でしたので期待していて下さい! Clos Ouvert*クロ・ウヴェール(チリ) マルセル・ラピエール氏の友達でもある彼らのワインはチリ特殊のブドウ品種(カルメネールやパイス)を使用したワインがいっぱい! とてもフルーティーで爽やか! パリでも彼らのワインは人気物! どのワインショップにも見当たる一品です! Ferme St Martin*フェルム・サン・マルタン(ローヌ) お父さんの代わりに、始めてこの試飲会に参加する息子のトマがワインの紹介をしていました! 彼も2006年から一緒に醸造をしています! 2009年はとても綺麗なブドウが生りそうと嬉しそうな笑顔で話すトマ。 彼のワインは熟成されたフルーツが口いっぱいに感じられ、一本じゃ足りないくらい飲みやすいワインです!特にラ・ジェリーヌ、テール・ジョーヌはお勧めです! «  Prieuré Roch*プリウレ・ロック(ブルゴーニュ) スパイシーでまろやか、そしてピノ独特の香りが特徴的なワイン! やはりプリウレ・ロックのClos des Corvéesは偉大なワイン! 一口飲んだだけで、テロワールのミネラル感が感じられます! Vini Bera*ヴィニ・ベラ(イタリア) いつも笑顔でダイナミックなアレサンドラ!今年は家族も一緒に来て大騒ぎ! 2007年ヴィンテージを紹介している彼女のワインはなめらかな喉越しと、完璧な熟成度が伝わってきます! 特にロンコ・マロで使用されたバルベラ品種は最高な出来具合! そして飲みやすくてセクシーなアルチェッセはミュスカのようにフルーティーで夏にはピッタリ! 忘れてはいけない彼女のモスカット・ダスティは誰もが大好き!アルコール度数はたったの4度!フレッシュさと繊細な泡、そして最高なブドウのアロマ、すべてが揃っています!!一生に一回は飲まないと損です! Marcel Lapierre*マルセル・ラピエール(ボジョレ) 誰もが尊敬しているマルセル。 今年も最愛の奥さん、マリーさんと一緒に試飲会へ登場! […]

26
Juin

関西耳より情報~美味しいワインが飲める店&美味しいワインが買える店~

今日は、関西で美味しいワインが飲めるワインバーと、美味しいワインを販売している酒屋さんをご紹介いたします。 大阪駅から阪急神戸線で20分程で着く塚口駅を下りた、落ち着いた住宅街にあるバー『ナジャ』に行ってきました。 住宅街にひっそりと、こんないい雰囲気のバーがあるなんて、ご近所の方が羨ましい~、と思ってしまいました! オーナーの米沢さんは、阪急インターナショナルホテルにてバーテンダーとして経験を積んだ後、独立してこのお店をつくられました。 お店のサブタイトルに、“バー・ラ・パッション・デュ・ヴァン”=“パッションワインのバー” とある通り、米沢さんは大のワイン好き!自分がこれぞ!っと思ったワインを自信を持って勧めてくれます。 ワインのボトルがズラっと並んだ落ち着いたほの暗い店内を見回すと、ワインの木箱が山積みになっております。 よ~く見ると、木の箱は殆ど『ドメーヌ・レグリエール』のトップュヴェ、『キュヴェ・ドレ』と『キュヴェ・ルス』ではありませんか! ほかにもこんなボトルが・・・ しかも、生産者のサイン入りボトル。 左から、『ドメーヌ・デ・グリオット/ボネ・ダンヌ』、 『ダース・エ・リボ/クローズ・エルミタージュ』、 『ロマノー・デストゼ/サンテピンヌ』などなど。 これは、どれを飲もうか迷ってしまいます・・ 気さくでクールな米沢さんと会話を重ねながら、今宵も気分よく過ぎていったのでした。 お近くにお住まいでしたら、一度足を運んでみては? Bar la passion du vin – Nadja 尼崎市南塚口町8-8-25 TEL/FAX 06-6422-3257 http://winenadja.exblog.jpl 営業時間 19:00~26:00 火曜定休 *********************************************** お次は、京都の新進気鋭の酒屋さん『エーテルヴァインさんのご』紹介です。 酒屋さんといっても、レストランなど業務用・ワイン専門の酒販店さんです。 店構えは、いかにも京都らしい落ち着いた佇まい。でも一体何屋さんだか正直言って外見だけではわからないかもしれません。 オーナーの江上さんは、業務用のワイン販売で経験を積んだ後、独立してご自分の店をつくられた方です。今、江上さんのような30歳代の若手が独立してつくられたワインショップが各地に出てきて、きっと彼らがこれからのワイン界を背負って立ってくれるのでしょう! ゆったりした店内には長いカウンターがあり、 その向かいがワインセラーとなっており、 ワインはすべて温度管理されたセラーに保管されております。 セラーにはご覧のとおりズラっとワインが陳列されており、フランスとイタリアが約半々。 よくぞこれだけ揃えたものだという趣で、自然派ワインが 勢ぞろいです! かいつまんで取り扱いワインをご紹介すると、 『シャン・リーブル/ラール・デ・ショワ』 『カステルモール/ラ・ビュヴェット』 『マキシム・マニョン/ロゼッタ』 『ダール・エ・リボ/クローズ・エルミタージュ』 『ダール・エ・リボ/レ・バチ』 などなど 特に京都のレストラン様、美味しいワインをお探しの際は、お声掛けしてみては! Ethelvine エーテルヴァイン 京都市中京区壬生下溝町36-12 TEL. 075-314-0305

8
Juin

ブルゴーニュ・ワイン街道を行く

5月30日(土)今日よりブルゴーニュからルシオンまで約2週間の旅だ。日本からもソムリエ、酒販店、レストラン経営者、酒類問屋さんなどの人達が今夜ボーヌに到着する。 15:38のTGV(新幹線)に乗ってディジョンまで行ってレンタカーを借りた。来週の月曜日、フランスは祭日で今日から3連休だ。 電車も結構混んでいた。ディジョンから国道74号線をボーヌに向けて走り出した。今日は快晴の天気だ。ヴォージョ村から畑の中の小さな道を走り出した。国道からクロ・ド・ヴージョのシャトーが緑の葡萄園の上にポッカリと浮かび上がっているのが見えたからだ。 急ぐ旅ではないクロ・ド・ヴージョからロマネコンティに抜ける農道を走ることにした。なんて美しいんだろう。つい最近、芽が出たばかりの葡萄園がもうあたり一面の緑の葉の海になっている。 その海にポッカリ浮かんだ巨船クロ・ド・ヴージョだ。潜水艦の望遠鏡のようなラトゥール。車を止めてしばらく時間をとった。マニフィック!素晴らしい。 クロドヴージョの裏道に向かった。夕方の6:00だと云うのに太陽が燦々と降りそそいでいる。 裏の農道をいくとロマネ・サン・ヴィヴァンの畑T字路地にぶつかった。左に行けばヴォーヌ・ロマネ村、右に行ってすぐ左に農道を曲がるとリッシュブールとエシェゾ。そしてロマネ・コンチの畑へと続く。ロマネ・コンチの畑にハンドルをとった。 ~ 09年5月30日のロマネ・コンチ ~ ロマネ・コンチの畑も新緑で美しい。既に開花が始まっていた。 太陽のエネルギーを吸収して葡萄木の生命力がぐんぐんフル回転しているのを感じる。、根っこが粘土石灰の土壌、そして、その下にある石灰岩盤のミネラルエネルギーを吸い上げて葡萄木の体全体に注入している、という感じだ。 グングン上に向かって伸びてくる枝の先端を切る作業をロニェと云う。ロニエをやったばかりで、切られた枝がよく耕された畑に落とされていた。 あと約100日前後で収穫の日がやってくる。 さて2009年は如何になるか?楽しみだ! 最も重要な3か月がスタートした。

5
Juin

Christophe Pacalet クリストフ・パカレ、ボジョレー期待の星!

パカレ・・・パカレ・・・パカレ・・・ 誰もが知っているこの名前・・・ でも皆さん、このクリストッフ・パカレ氏をご存知ですか・・・? そうです! 彼はあの有名なフィリップ・パカレの従兄弟なのです! しかも彼の叔父さんはあの偉大なマルセル・ラピエール氏! 優しくて大らかな雰囲気はまさに叔父さん譲りでしょうか?! 何でも一生懸命に答えてくれる、笑顔がプーさんのような素晴らしい方です! 彼は18歳のとき、高校卒業と共にリヨンで生化学の学校へ進学。しかし生化学の勉強はつまらない!と思い始め、料理の道へと転身。そして19歳から23歳の間、リヨンでシェフとして働き始めます!1998年までは、オフシーズン中(11月から4月)、カリブ海の島、アンティーユという島でシェフとして働き、5月から9月の間は、ラピエール氏の収穫を手伝いながら、ワイン醸造を学びます。(何てラッキーな・・・・!) この頃、ちょうどクリストフはアンティーユで自然派ワインを紹介し、売り始めます! 『皆自然派ワインを気に入ってくれて本当に嬉しかったな。そのころアンティーユでワインを購入してくれていたお客さんから『何故シルーブルやブルイィーは自然派で美味しいワインがないのか?』と聞かれ、私はハッとしたんだ。皆こういうワインを求めている。じゃあ自分で造るしかない!と思って自分のドメーヌを設立することを決心したんだ。ちょうどその頃私は今の奥さんと出会い、島へ戻るか、フランスに残るか迷っていたからちょうど良かったんだけどね!』 と言う事で1999年に彼のファーストヴィンテージが誕生しました! *** ここでちょっとした『ボジョレー・レッスン *** 『ボジョレー地区で最も綺麗な区画は Côte de Py の丘に在る区画なんだ。 そして平均45hL/Haの収穫量が最も美味しいボジョレー・ワインを生み出すんだ。でもここでは植え付け密度が10000株/Haの上、ガメイが昔のように売れないので、根を切りなさい!とINAOに言われるが、根を切ればブドウ木の競争率が低くなる。そうするとブドウの実が逆に増えてしまう。 矛盾していると思わないか?』 確かに・・・・ *** そしてブドウ品種について! *** 『ガメイ品種と最も相性の良い土壌は、まさにボジョレー地区の、やせている花崗岩質の土壌なんだ。 しかもガメイはつる植物なので硬い岩の上でも根を張れるんだ!』 *** ワイン造りについてはどうなのでしょう? *** 『私は自分で選んだ区画以外のブドウには興味がありません。樹齢が古く優良な区画を選び、健全で理想的なブドウを収穫するため、栽培者との間にぶどう栽培における仕様書を作成したうえで、契約をしています。どんなに天候が悪く、収穫量が低くなってしまっても、他のブドウは購入しないんだ。それだけ自分が選んだ畑のブドウが好きなんだ!』 と笑顔で教えてくれるクリストッフ! 『私は毎年同じ区画のブドウは同じ樽を使って醸造しています。その際、残糖が15gr/Lの時点でバリックへ移すと、天然酵母が再度元気になり、良い発酵が再スタートするのです。醸造の時、大樽を使用するほうが楽なのだが、バリックの方がより多くの味わいが引き出され、複雑なアロマに仕上がります。そして熟成中、木樽で寝かせると、オリがきれいに下に沈むのだが、ステンレスタンクを使用すると、タンク内で静電気が常に動くため、オリが舞ってしまうので私は使いません。ガス抜きはアルゴンガスという、希ガス(不活性元素)の中でも最も空気中に占める割合が大きいことで知られるガスで行っています。窒素よりアルゴンを使用したほうがアロマが飛びにくいと、ジュル・ショベ氏が発見したのです。そして仕上げに、樽の底部のみ粗いフィルターをかけて終了です!』 最高にナチュラルなワインを造ろうと手掛けているクロストフ。醸造中、色々と手を加えるのが苦手! 『私は色素やタンニンを抽出する事は全く考えていません。むしろタンニンの繊細さを引き出すことが重要だと思っています。』 *** 2008年ヴィンテージ *** 『冬がとても寒かったので、澄んだワインが出来ました! しかし4月には雹がかなり降り、通常の生産量の2/3が被害にあってしまった・・!』 AOC Beaujolais Villages 07  素晴畑はクリュ・ボージョレーの直ぐそばにある畑で収穫されたブドウ。 フルーティーで飲みやすく、酸味と糖分のバランスが綺麗な一品です! AOC Chiroubles 07 とても濃厚なのに飲みやすい! フルーティーで軽い後味が残り、完熟いちごを思わせるような、甘い香りが特徴的! AOC Chiroubles 08 去年に比べアルコール度数も低め(11.5度)なので、とても軽くて飲みやすいです。 果実身と天然ガスを保つ為、大樽で熟成したキュべです! AOC Côtes de Brouilly 07 なめらかで繊細。綺麗なタンニンが印象的です! AOC Moulin […]

2
Juin

Les Côtelettes、美味しい料理が盛りだくさん!

******* 6月30日、土曜、天気:ピカイチなお日様! ******* 天気が良い日はテラスでお食事!と言う事で、最高なお日様を浴びた後、私はパリのバスティーユ地区にある Les Côtelettes *レ・コトレットというレストランへ行ってきました! まさにパリのビストロ!という赤と茶色の色使いが可愛らしい! 中を覗いてみると、従業員たちが仲良くお食事中! 早めに付いてしまったので、外で滞在・・・! その間にメニューをチェック! 季節の野菜や果物を強調したお料理が沢山! アスパラやお豆のスープ、ノルマンディーからの釣りたてヒラメのムニエルやお母さんの味、ウサギの煮込みなど、 もちろんデザートは、今が旬のいちごやさくらんぼ! 見てるだけでお腹がペコペコ・・・・! テラスでご飯!とウキウキ楽しみにしていたのに、テラスにはテーブルがないと言う悲しいオチ・・・ それでも気を取り直して、中へIN! サービスのおばちゃんもオーナーのおじちゃんも愛想たっぷりで優しい! しかもおじちゃんは有名人?! 雑誌を持ってサインを頼みに来る人がチラチラと来ていて気になります! 中はこんな雰囲気です! 石の壁と木のテーブル、何か親しみ感が沸いてくるインテリアです! 壁には自然派醸造家のポスターや、 食材の素材の大写真などが飾られています! ******* この中から選び抜かれたワインは・・・・??? ******* 美味しいワインもいっぱい! ヴァレットやヴニエ、マクシム・マニョンやカトリーヌ・ブルトン、 ラングロールやフェルム・サン・マルタンなど、 自然派ワインが沢山!全部飲めないのが残念!! とりあえず何を飲もう?と迷っていたら、まさに今日頼む料理にピッタリのワインを見つけました! Domaine Les Foulards Rouges*レ・フラール・ルージュット、 Jean-François Nicq*ジャン・フランソワ・ニックのLes Glaneuses*レ・グラヌーズです! シラー30%、グルナッシュ70%で出来たこの赤ワインは、除便無しのブドウをマセラシオン・カルボニックで醸造して造られています! とてもフルーティーでフレッシュです! カラフにも移して、これから最高なワインと一緒に最高なお料理を紹介したいと思います! 何故かパンにも合ってしまう不思議なワイン! 私の親友もこの果実の強さにはビックリ! 赤フルーツ、特にサクランボやイチゴ、そしてスパイスとスミレの香りが足され、さらに華やかなアロマに! 繊細なタンニンと長く残る後味・・・ アルコール度数も通常と変わらないのに全然感じられない! まさに飲みやすくてスイスイといけてしまう、綺麗な味のワインです! ******* 季節の料理がいっぱい!! ******* そして待っていました、お料理登場! 緑とホワイト・アスパラの盛り合わせ! 上には色んなハーブがアスパラの味を引き立てています! クルミの油を使ったヴィネガー・ソースは絶品! […]

29
Mai

フランス全土より開花の知らせが!

5月22日、北ローヌのエルミタージの丘で撮影。 白い小さな花が葡萄の花だ。5月20日から5日間は、フランスは30度を超す真夏日が続いた。 あと10日ほどかかりそうだった開花が一挙に早まった。 本当にまだ10%の開花率だがやっと霜の危機をくぐりぬけて開花までたどり着いた。 先週はボルドーと西南部地方で雹がの被害がでた。ピンポン玉ぐらいの雹で壊滅的被害を被った醸造元が ある。断腸の思いに違いない。自然と共に生きることの厳しさを思い知らされる出来事だ。 今年の状況は、南フランスは昨年の11月から今年の5月までで記録的な降雨量を記録した。 例年の1年間分の降雨量がこの半年間で記録された。 その影響で、デショッセなど耕作作業が遅れている畑が多い。特に粘土質土壌の畑は入れなかったほど水分を吸収していた。 今の段階では順調に葡萄の生育が進んでいるといって良い。 北ローヌまでくると逆に水不足を記録している。どちらからと云うと乾燥状態となっている。 しかし、昨年の豪雨被害の影響が今年にも表れている。2008年は例年の30%しか収穫できなかった。 今年の今の段階で、既に葡萄の実の数が例年に比べて50%ぐらいしかない。 昨年の豪雨で土壌が流されたりの被害の影響だ。葡萄木が弱っているのである。

28
Mai

パリの夜は、やっぱりバラタンで!

先週は、BMO弾丸ツアーにて、ラングドックから北上、ローヌ、ブルゴーニュを通って、アルボワまで足を伸ばし、各地区の自然派蔵元を訪問、昨晩遅くパリに到着した。走行距離は2000km、朝から晩までワイン漬け。まさに弾丸ツアーであった。 そしてパリでの夜は、やはりこの店。このサイト上でも何度も登場している、20区にある「バラタン」である。 この店を知らなくては、パリの自然派ビストロは語れない。 この日も、予約でいっぱい。私たち弾丸チームは、7:30、ちょっと早めにお邪魔した。 ~~ アぺリティフはカトリーヌ・ブルトンのディレタンテ ~~ 1日の疲れを癒してくれる、優しい味わいで、一気に2本飲みほしてしまった。 この5日間、朝から試飲、昼も夜も各地の地元料理にを食べ続けていたが、さすが弾丸ツアー参加者、食欲旺盛!  モリモリ食べている。 これはウズラの料理だったかな。 ワインが進み味わい! 小さい魚のフリットと説明されて、白魚サイズを予想していたが、出てきたのは、アジのフライのサイズ。 カマスのようなタンパクな味わい。 この自家製タルタルソースが絶品。 このタルタルだけでも、また食べたい。 飲めば飲むほど元気になってくる弾丸ツアーメンバー。        牛肉のカルパッチョ。 まるで、マグロの赤身のような色合い。 全員が、これを頼めば良かったと後悔させるほど美味かった。     これは、スズキのソテーだったかな。 バラタンの魚料理は、美味い! 火が入りすぎず、とてもジューシー。 これは、タラ料理。 カネットも美味かった! ソースが繊細。おふくろの味のようなほっとする味わい。 仔羊のこのヴォリューム。 参りました。 メインに合わせて、ドミニク・デゥランのポマール、 ル・プティ・ノアジン2006を注文。 ポマールの熱さ、ミネラルがありながら、タンニンは繊細。 魚にも肉料理にも最適であった。 パリのスタッフ、サンドリンヌが、バラタンでドゥランのワインを飲んでいると、 ドミニクにメールを送ると、すぐに、「それはナイス・チョイス」だと返事が返ってきた。 今回の弾丸ツアーの参加者の一人、浅原さんは、デッサンのスペシャリスト。 各蔵元で、生産者の似顔絵を一瞬のうちにデッサンし、 あまりに特徴を上手にとらえているので、みんなで大盛り上がりだった。 この浅原画伯、この腕でフランスで生きていけるんではないだろうか。。。 まあ、飲むのと、食べるのは問題ないだろう。 その浅原画伯のデッサンした、エノ・コネクション伊藤 與志男である。 この日、伊藤は同席していなかったのだが、一瞬の間に絵を描き上げてしまった。

26
Mai

今話題性N°1のビストロ、Le Jeu de Quilles !!

パリの南部にある、去年の7月にオープンしたばかりのニュー・ビストロ、Le Jeu de Quilles*ル・ジュ・ド・キーユを今日はご紹介したいと思います! なかなか可愛い雰囲気なお店です!インテリアは赤と白でまとまっており、壁には面白い写真などが飾られています! 今日は日本からワイン・ツアーに来られたお客様達とお食事です! ********************************************************************************** 山利喜(レストラン)で働いているクール・ボーイの浅原さん、 そして隣は同じく山利喜、フロアマネージャーの水上さん(通称タケティソさん*ステファン・ティソから来ているらしいです・・・・!) トロア・ザムールのショップ・スタッフの池上さん。ボーイッシュな髪型に可愛いファッション!カッコイイ! 池上さんのフィアンセの田中さん (通称戦場のカメラマン・・・何故??) そしてTipsy’sから来たフンワリ雰囲気・天然少女の渡部さん! ********************************************************************************** 皆お腹が空いて待ちきれません! とりあえず今日は暑いし(27℃)白のペティヤンでカンパ~イ!! お花のラベルがとってもチャーミングなクレレット品種のペティヤンです!甘くて酸味もあり、喉がカラッカラの時には最高! おつまみにシャルクトリーの盛り合わせです!生ハム美味しい~! そしてこのワインを注いでくれるのはBMO株式会社(ワイン・インポーター)の 鎌田さん! 決まっているところをショット! ********************************************************************************** やっとお料理が登場! 前菜にはアスパラとビオ・サーモンの盛り合わせ! 食材の本来の味を生かしたシンプル料理! 味付けはオリーブ・オイルと塩オンリー! アスパラの甘さとサーモンのミネラル感が良くマッチしていて美味しい! こちらはアンドゥイイェットとパンを一緒にトーストされたもの。 その上には季節のサラダがてんこ盛り! 今日はセロリ~です! シャキシャキした歯ごたえが印象的! ここでフィリップ・ヴァレットのマコン・ヴィラージュ2006年が登場!! しかももう造られていないノン・フィルター・ワインなので、澱の旨みがたっぷりぎっしりと詰まっています! フレッシュでフルーティーなこのワインは、口に入れた瞬間にヴァレット独特の味がファ~と広がります。 マコンというならヴァレット!!といってもいいほど! とても飲みやすく、ハッピーな気持ちになれるワインです! そしてメインには鯖とイかの焼いたものにお芋が添えてあり、 またまたオリーブ・オイルで味付けされた一品。 サッパリしていて健康によさそうなお料理です! こちらはお母さんの乳しか飲んだ事の無い、仔牛のカルパッチョです! 綺麗なピンク色のお肉の上には、96ヶ月間も熟されたパルメザン・チーズ! とろけるお肉の感触が忘れられない! メインと一緒に飲んだのは、ブリュノ・シュラーのピノ・ノワール! やはりアルザスの天才、 彼のワインはいつ飲んでも真直ぐで期待を裏切らないワインです! バラの花の香りと、ピノ独特のスパイシー感が印象的! 特にシュラーのピノは一回飲んだら頭の隅っこにいつまでも残る後味が凄いです! 他にもこんなに自然派ワインが沢山! ナテュール・ワインのファンにはたまらないです! デザートもとても美味しそうでした!チョコレートのタルトや クレーム・ブリュレ、 そして赤フルーツのスープなど色々あります! ********************************************************************************** お店の中にはミニ・ショップもあり、 ジャムやスパイス、お豆やチーズなど、 […]

26
Mai

Le Jeu de Quilles

Le Jeu de Quilles *お店情報 Address : 45 rue Boulard Paris 14e Tel:01 53 90 76 22 Métro : Mouton-Duvernet *営業情報 休日:日曜・月曜 *Le Jeu de Quilles に関する記事 今話題性N°1のビストロ、Le Jeu de Quilles !! 大きな地図で見る